長野 主膳(ながの しゅぜん)は、江戸時代末期の国学者で、大老・井伊直弼の家臣。通称は初め主馬(しゅめ)、のち主膳。諱は義言(よしとき)。桃之舎と号した。

大橋 訥庵(おおはし とつあん、文化13年〈1816年〉 - 文久2年7月12日〈1862年8月7日〉)は、江戸時代後期の儒学者、尊王論者。諱は正順、通称は順蔵、字は周道、訥庵は号で「とっつあん(父っつあん)」の言葉に洒落て漢字を宛てたもの。

羽倉 簡堂(はくら かんどう、寛政2年11月1日(1790年12月6日) - 文久2年7月3日(1862年7月29日))は、江戸時代後期の儒学者、代官。名は用九(もろちか)、字は子乾、号は簡堂・天則・可也・蓬翁・小四海堂などがあり、通称は外記。

藤森 弘庵(ふじもり こうあん、寛政11年3月11日〈1799年4月15日〉 - 文久2年10月8日〈1862年11月29日〉)は、幕末の小野藩士、土浦藩士。小野藩士藤森義正の子、母は猶子(堀越伊兵衛の娘)。名は大雅。字は淳風。通称・恭助。

船越 清蔵(ふなこし せいぞう、文化2年8月23日(1805年9月15日) - 文久2年8月8日(1862年9月1日))は、幕末の長門国清末藩出身の陽明学者。諱は守愚。号は豊浦山樵。別名は小出勝雄。

初代 片岡市蔵(しょだい かたおか いちぞう、寛政4年〈1792年〉 - 文久2年7月22日〈1862年8月17日〉)とは、江戸時代の歌舞伎役者。俳名は我丈・我升、屋号は竹田屋・天満屋・松島屋。敵役の藤川鐘九郎の三男。

三遊亭 圓生(さんゆうてい えんしょう、文化3年(1806年、逆算) - 文久2年8月12日(1862年9月5日))は、落語家。本名、尾形 清治郎(清次郎とも)または盤蔵。本所は竪川に出生。当初は袋物渡世を営んでいた。父は尾形源蔵。

アントニ・ルキアノヴィッチ・アンジュジェヨフスキ(Antoni Lukianowicz Andrzejowski、1785年 - 1868年12月12日)は、ポーランドの植物学者、動物学者、古生物学者である。

広橋 光成(ひろはし みつしげ)は、江戸時代後期の公卿。広橋伊光の孫、広橋胤定の子。官位は従一位。広橋家25代当主。

松平 直侯(まつだいら なおよし)は、武蔵川越藩の第6代藩主。結城松平家10代。

松平 義建(まつだいら よしたつ)は、江戸時代後期の大名。美濃国高須藩10代藩主。通称は範次郎。官位は従四位下・侍従、掃部頭、摂津守、左少将。自身に特筆すべき治績は少ないが、息子は高須四兄弟を筆頭に多くが幕末期に活躍した。現在の徳川宗家は義建の男系子孫である。

石川 総禄(いしかわ ふさよし)は、伊勢亀山藩の第9代藩主。伊勢亀山藩石川家14代。

太田 資功(おおた すけかつ)は、江戸時代後期の大名。遠江国掛川藩6代藩主。官位は従五位下・摂津守、備中守。掛川藩太田家10代。

小笠原 長泰(おがさわら ながやす)は、江戸時代後期の大名。肥前国唐津藩2代藩主。官位は従五位下・壱岐守、佐渡守。忠知系小笠原家10代。

有馬 氏郁(ありま うじしげ)は、上総五井藩の第5代藩主、後に下野吹上藩の初代藩主。氏倫系有馬家9代。

井伊 直充(いい なおあつ / なおみつ)は、越後与板藩の第9代藩主。直勝系井伊家13代。天保9年(1838年)3月1日、8代藩主・井伊直経の長男として与板で生まれる。安政3年(1856年)、父の死去により家督を継ぎ、同年12月に叙任された。

池田 清緝(いけだ きよつぐ)は、因幡若桜藩(鳥取西館新田藩)の第9代藩主。

稲垣 太篤(いながき もとあつ、文化7年8月1日(1810年8月30日)- 文久2年12月8日(1863年1月27日))は、近江山上藩の第7代藩主。第6代藩主・稲垣定成の長男。母は秋月種徳の娘。正室は大久保忠保の娘。子は娘(稲垣太清正室)。官位は従五位下、若狭守、安芸守、長門守。

稲葉 観通(いなば あきみち)は、豊後国臼杵藩14代藩主。

大田原 富清(おおたわら とみきよ)は、下野大田原藩の第13代藩主。天保7年(1836年)7月7日、丹波綾部藩の第9代藩主・九鬼隆都の次男として生まれる。嘉永4年(1851年)に大田原藩の第12代藩主・大田原広清が死去したため、その養子となって家督を継いだ。