赤染 徳足(あかそめ の とこたり)は、飛鳥時代の人物。姓は造。位階は勤大肆(従六位下に相当)。672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)側の高市皇子に従って都を脱した。

慧灌(えかん、生没年不詳)は、飛鳥時代に高句麗王が日本の朝廷に貢上し、来日した僧。日本の三論宗の祖。

大友 黒主 / 大伴 黒主(おおとも の くろぬし、生没年不詳)は、平安時代の歌人・官人。姓は村主。六歌仙の一人。官位は従八位上・滋賀郡大領。

憶礼 福留(おくらい ふくる、生没年不詳)は、百済の官吏あるいは武人。官位は達卒。故国の滅亡に伴い、白村江の戦いの後に倭国(日本)へ亡命した。

観勒(かんろく、生没年不詳)は、7世紀初頭の百済出身の僧侶。602年に日本(当時はおそらく倭国)へ来航する。三論宗の法匠であり、成実宗にも通じていたという。

高志 才智(こし の さいち)は、飛鳥・奈良時代の仏教僧として有名な行基の父として知られる人物。名はまたはとも書かれる。姓は史。

高麗 聖雲(こま の しょううん、生没年不詳)は、奈良時代の僧。高句麗王族の高麗王若光の三男とされる。寺念僧・勝楽上人の弟子。

淳武 微子(じゅんむ みし、生没年不詳)は、日本の飛鳥時代の人物である。淳武止(じゅんむし)とも書く。冠位は直大参。壬申の乱の功臣。

背奈 福徳(せな の ふくとく)は 、飛鳥時代の豪族。姓(カバネ)は伝わらない。第19代高句麗王・広開土王の後裔で、その七世の子孫である延興王(延典王)の子孫とする。

多胡 羊太夫(たご ひつじだゆう)は、上野国(群馬県)の伝説上の人物。上野小幡氏・多胡氏・小暮(木暮)・甘田(天田)氏などがその子孫とされ、祖神として崇敬された。羊大夫と表記されることもある。

田辺 福麻呂(たなべ/たのべ の さきまろ、生没年不詳)は、奈良時代の下級官人。万葉歌人。姓は史(ふひと)。

智鳳(ちほう、生没年不詳)は、飛鳥時代から奈良時代にかけて日本で活動した新羅の僧。703年(大宝3年)に智鸞・智雄などとともに入唐し、慈恩大師基(或いは窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。

智雄(ちゆう、生没年不詳)は、奈良時代の法相宗の僧。703年(大宝3年)智鳳・智鸞らとともに入唐し、慈恩大師基(または窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。日本において法相宗を広め、日本法相宗の第3伝とされている。

智鸞(ちらん、生没年不詳)は、奈良時代の法相宗の僧。新羅の人ともいわれる。703年(大宝3年)智鳳・智雄らとともに入唐し、慈恩大師基(または窺基)の法孫で法相第3祖の濮陽(ぼくよう)大師智周に師事して法相宗を学んだ。日本において法相宗を広め、日本法相宗の第3伝とされている。

曇徴(どんちょう、生没年不詳)は、610年3月に高句麗の嬰陽王が法定とともに日本の朝廷に貢上し、来日した僧である。

扶余 豊璋(ふよ ほうしょう、扶余豐璋、生没年不詳)は、百済最後の王である義慈王(在位：641年 - 660年)の王子。

古市 黒麻呂(ふるいち の くろまろ)は、飛鳥時代の人物。姓はなし。672年の壬申の乱で大海人皇子(天武天皇)側の高市皇子に従って都を脱した。

路子工(みちのこたくみ、生没年不詳)は、『日本書紀』に登場する7世紀初頭の百済の土木技術者。本名不詳。別名芝耆摩呂(しきまろ)。イラン(ペルシア)系西域から中国南朝を経て百済に寄留していたイラン系(ペルシア)胡人。

余 自信(よ じしん、名は自進とも、生没年不詳)は、百済の王族、官吏。官位は佐平。故国の滅亡に伴い、白村江の戦いの後に倭国(日本)へ亡命した。

小平 季遠(こだいら すえとお)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武士。蠣崎氏の家臣。