背奈氏(せなうじ/し、肖奈氏とも)は、「背奈(肖奈)」を氏とする氏族。高句麗王家後裔の渡来系氏族である。姓は公(きみ)。のち王(こにきし)。高句麗滅亡により王族・背奈福徳が日本に亡命する。

調氏(しらべし)は、東漢氏の一族に属する漢系渡来氏族の後胤。大宝律令を撰定し大学頭をつとめた調老人などがいる。河崎氏の筑後河崎氏(調一党)は筑後国に拠点を持った一族である。

後部王 起(こうほうおう き)は奈良時代の官人・武人。姓はなし。官位は右衛士佐・外従五位下。

答㶱氏(とうほんうじ・とうほんし)は、「答㶱」を氏の名とする氏族。氏の名は塔本、答本とも記される。姓はなし。

多々良氏(たたらうじ)は、日本の古代氏族の一つ。姓は公、のち宿禰。

西文氏(かわちのふみうじ)は、日本の氏族。百済から渡来した王仁を始祖とする帰化した少数の百済人。

王牛(おううし、生没年不詳)は、飛鳥時代の人物。名は麻呂とも記される。百済王辰斯王の子である辰孫王の後裔を称する王辰爾の弟。津連の祖。

今州利(いますり、こんすり、こんつり、生没年不詳)は、鋳金工。和歌山県橋本市隅田八幡神社が所蔵する国宝『隅田八幡神社人物画像鏡』の製作者。

後部高 笠麻呂(こうほうこう かさまろ)は奈良時代の官人。姓はなし。姓は高、名は笠万呂とも記される。位階は外従五位下。東大寺造営の金工であったとされている。