王 永江(おう えいこう)は、清末民初の政治家・教育者。北京政府、奉天派に属し、奉天省長などを務めた。また、東北大学の初代校長でもある。字は岷源。号は鉄龕。祖籍は山東省蓬莱県。

汪 守珍(おう しゅちん)は、中華民国の政治家。北京政府で司法総長代理、国務院秘書長などをつとめた。字は聘耕。

王 迺斌(おう ないひん/おう だいひん)は、清末民初の政治家。字は恩溥。

何 豊林(か ほうりん)は、清末、中華民国の軍人。字は茂如。北京政府では安徽派・奉天派に属した。中華民国臨時政府にも参与している。

龔 心湛(きょう しんたん)は、清末、中華民国の政治家。清代末期に地方官僚をつとめ、民国時代には北京政府で主に財務官僚として高官となる。また、安徽派に属し、一時は臨時国務院総理となった。字は仙洲、仙丹。

呉 笈孫(ご きゅうそん、)は、清末民初の政治家。字は世湘。

高 恩洪(こう おんこう)は、清末民初の政治家。北京政府、直隷派に属した。字は定庵。

施 肇基(し ちょうき)は、清末、中華民国の外交官・政治家。北京政府、国民政府において駐米公使、駐英公使等をつとめた中華民国を代表する外交官の1人である。字は植之。祖籍は浙江省杭州府銭塘県(現：杭州市)。

曽 毓雋(そう いくしゅん)は清末中華民国の政治家。北京政府、安徽派に属した。字は雲沛または雲霈。

張 英華(ちょう えいか)は中華民国の政治家。北京政府の要人で、後に南京国民政府(汪兆銘政権)にも加入した。字は月笙。

張 弧(ちょう こ)は清末民初の政治家。北京政府の要人。字は岱杉、戴三。別号は超観。原名は毓源。祖籍は河南省開封府。

張 志潭(ちょう したん)は中華民国の政治家。北京政府の要人。字は遠伯。

田 応璜(でん おうこう)は中華民国の政治家。北京政府、安徽派に属した。字は子琮。

董 鴻禕(とう こうい)は中華民国の政治家。北京政府で主に教育部門の要人となった。字は達甫、恂士。

潘 復(はん ふく)は中華民国の政治家。北京政府最後の国務院総理である。字は馨航。

彭 允彝(ほう いんい)は清末民初の革命家・政治家。中国同盟会以来の革命派人士で、後に北京政府で教育総長に就いた。字は静仁。

鮑 貴卿(ほう きけい)は清末・中華民国の軍人、政治家。北洋系、北京政府、奉天派の軍人である。字は霆九。祖籍は山東省。

葉 恭綽(よう きょうしゃく)は清末、中華民国、中華人民共和国の政治家・文芸家。北京政府において交通系と目された政治家である。中華人民共和国建国後に、ピンインなど普通話の整備にも尽力した人物でもある。字は裕甫、誉虎。晩号は遐庵。甥に葉公超。

姚 震(よう しん)は中華民国の司法官・政治家。字は次之。北京政府で司法部門の要人となった。派閥は安徽派である。兄は官僚・政治家の姚国楨で、同じく安徽派に属した。甥は中華人民共和国で国務院副総理をつとめた姚依林。

羅 振方(ら しんほう)は清末民初の政治家。字は通甫。羅振玉の一族と見られる。