康 忠(カン・チュン、、生没年不詳)は、高麗の初代王王建の6代祖先。

李 穀(り こく、イ・ゴク、大德2年7月18日(1298年8月25日) - 至正11年1月1日(1351年1月28日))は、高麗末期の文官で学者。字は仲父、號は稼亭。韓山の人。諡号は文孝。子は李穡(り しょく)である。高麗と元の科挙に両方に及第した人物。

貞和王后(ていわおうこう、チョンファワンフ、、生没年不詳)は、高麗の太祖王建の曾祖母で王帝建の母。名は康辰義(カン・チニ)。

威粛王后(いしゅくおうこう、、生没年不詳)は、高麗の太祖王建の母である。姓は韓氏。高麗建国後、王建は母に恵思仁平威粛王后の諡を追贈した。

高麗の建国者である王建は、即位の2年後、王隆を世祖、王帝建を懿祖に追封したが、国祖については議論がある。諡号は元徳大王。

李元(りげん、、生没年不詳)は、高麗王朝の人物。崔茂宣に火薬製造技術を教えた人物として知られる。中国江南出身の帰化人。

江左七賢()または竹林七賢()、竹林高会()、海左七賢()は高麗後期の鄭仲夫の武臣政権期に、下記の7人が中国の「竹林の七賢」になぞらえて組織した詩会である。

伊 帝建(い・ていけん、)は、高麗の初代王王建の母方の高祖父の兄である。

偰 延寿(せつ えんじゅ、)は、ウイグル族出身の高麗の文官。高麗の宰枢を務める。

偰 福寿(せつ ふくじゅ、)は、ウイグル族出身の高麗後期の文官。官職は宰枢。本貫は慶州偰氏。

徳周(とくしゅう、)は、高麗の建国者王建の母方の曽祖母である。

酋彦規(チュ・オンギュ、、生没年不詳)は、高麗王朝に亡命した呉越国の文士。

朴巌(パク・アム、生没年不詳)は、高麗王朝に亡命した呉越国の文士。

耶邑幹(やゆうかん、、生没年不詳)は、高麗王朝に降伏、その後、高麗王朝に帰化した女真族。

大 懐徳(だい かいとく、生没年不詳)は、靺鞨族出身の高麗の軍人。渤海国滅亡後、高麗に帰化していた。の際の郭州の攻防戦において戦死。

大 公器(だい こうき、生没年不詳)は、靺鞨族出身の高麗の胥吏。渤海国滅亡後、高麗に帰化していた。官職は「令史同正」。中央官司の胥吏の散職であり、両班の一翼をなす武臣より一段低い政治的・社会経済的境遇にあった。

大 集成(だい しゅうせい、? - 1236年)は、靺鞨族出身の高麗の武臣。渤海国滅亡後、高麗に帰化していた。モンゴルの高麗侵攻の回避、および武臣政権の執権者崔瑀の政権維持に役割を果たした。

大 道秀(だい どうしゅう、生没年不詳)は、靺鞨族出身の高麗の軍人。渤海国滅亡後、高麗に帰化していた。

呉 学麟(ご・がくりん、)は、朝鮮氏族の高敞呉氏の始祖である。高麗靖宗代に翰林学士を務めた。新羅智証王代に中国から新羅に移住した呉瞻を先祖にもつ。

孔 紹(こう しょう、)は、朝鮮氏族の曲阜孔氏の始祖である。孔子の53代子孫。1351年、孔紹は、中国元の翰林学士だったが、高麗恭愍王に降嫁された魯国大長公主の師父として、高麗に入国・帰化した。孔紹は、門下侍郎平章事となり、昌原を領地として授けられ、曲阜孔氏の中始祖となる。