益田 元固(ますだ もとかた、文化8年(1811年) - 明治8年(1875年)6月25日)は、江戸時代末期の長州藩重臣で、寄組問田益田家(4096石)の7代。父は益田親愛(親賢)。母は毛利就貞の娘。妻は毛利就任の娘、山内就資の娘。

甲子殉難十一烈士(きのえねじゅんなんじゅういちれっし)は、江戸時代末期(幕末)の1864年(元治元年)、江戸幕府による第一次長州征伐に際し長州藩内の主導権を握った俗論党によって、萩の野山獄で処刑された長州藩士11人を総称した名称。

生田 箕山(いくた きざん、1815年(文化12年) - 1871年(明治4年))は、幕末の長州藩士。1815年(文化12年)、周防国熊毛郡平生町(現 山口県平生町)の真覚寺に生まれる。父は真覚寺住職の専明。通称を元二郎、元助、師之進、字を神助といい、名は頼明といった。

生田 春正(いくた はるまさ)は江戸時代末期(幕末)の長州藩士。天保5年(1834年)、大野毛利家の家臣で郷校・弘道館の学頭を務めていた生田神助(箕山)の長男として周防国熊毛郡大野村で生まれる。父、箕山は勤皇心が高く、長男春正、次男良佐に砲術、海防の研究をさせている。

奥平 謙輔(おくだいら けんすけ)は、幕末から明治時代初期の長州藩士、志士。萩の乱の首謀者の一人。

小野 為八(おの ためはち)は、江戸時代幕末の医者・長州藩医。名は正朝(まさとも)。

神代 直人(こうじろ なおと、弘化4年(1847年) - 明治2年(1869年))は、江戸時代末期(幕末)の長州藩士。萩藩無給通中船頭三十二石六斗神代一平の嫡男。大村益次郎を暗殺した。

駒井 政五郎(こまい まさごろう)は、幕末の長州藩士。江戸時代末期の長州藩士・吉田松陰の松下村塾に学ぶ。文久3年(1863年)に海防大砲掛、慶応3年(1867年)、鋭武隊総督に就任。戊辰戦争には征討軍の軍監を務める。

桜井 三木三(さくらい みきぞう)は、江戸時代幕末の武士・長州藩士。諱は知章。

佐世彦七(させ ひこしち)は、幕末の長州藩の官僚。前原一誠の父として知られる。長州藩において「大組」として御籠奉行、大阪検視役、御厩頭を務める。篤実な性格を慕われた。子息一誠を松下村塾に入れ教育を受けさせる。なお、高杉晋作の両親は松下村塾で学ぶことを禁じている。

杉 常道(すぎ つねみち)は、江戸時代後期(幕末)の長州藩士。杉民治、吉田松陰、楫取美和子らの父。

高杉 小忠太(たかすぎ こちゅうた)は、江戸時代末期(幕末)の武士(長州藩士)。家格は大組士。諱は春樹。高杉晋作の父である。幕末の武鑑では萩藩側用人の欄に「高杉小忠太」とある。

中川 宇右衛門(なかがわ うえもん)は、江戸時代幕末の武士・長州藩士。諱は徳以。

根来 上総(ねごろ かずさ、文化13年7月2日(1816年7月26日) - 明治25年(1892年)2月7日)は、江戸時代末期(幕末)の長州藩の家老。通称は長五郎・帯刀・勢之祐。「上総」もまた通称であり、本名は親祐(ちかすけ)。

広岡 浪秀(ひろおか なみほ、天保12年1月1日(1841年1月23日) - 元治元年6月5日(1864年7月8日))は、幕末の尊皇攘夷派志士。長州藩大嶺神社(美祢市)の神主。諱は正恭。変名、広分彦也。

前田 孫右衛門(まえだ まごえもん )は、幕末の長州藩士。諱は利済。甲子殉難十一烈士の一人。

椋梨 藤太(むくなし とうた)は、日本の武士･長州藩士。長門国の萩に生まれた。諱は景治。

村岡 伊助(むらおか いすけ、? - 1867年6月7日)は、長州藩出身の藩士。俗論派として活動した村岡伊右衛門の子にあたり、宮門事変のときに薩摩藩から捕虜にされた長州藩士で、当時の長州藩内の内情を口上書面にして江戸幕府に提出した。

毛利 親詮(もうり ちかあき、天保3年12月5日(1833年1月25日) - 明治26年(1893年)4月18日)は、長州藩一門家老である大野毛利家の9代当主。父は毛利熈頼。母は堅田就正の孫娘。正室は綾小路有長の娘。

毛利 親直(もうり ちかなお)は、長州藩一門家老である吉敷毛利家の14代当主。父は毛利広悌(ひろやす)。養父は毛利元一。留学中の変名は土肥又一。吉敷毛利家を離籍後は上野五郎と名乗る。