チャウルチ(,? - ?)とは、モンゴル帝国に仕えたカルルク部出身の武将の一人。『元史』における漢字表記は抄児赤(chāoérchì)で、南宋の捕虜となっていた時代につけられた沙全という漢名でも知られる。

チョウル(、生没年不詳)は、チンギス・カンに仕えたモンゴル帝国の将軍で、ジュウレイト部の出身。漢字表記は『元史』では抄兀児(chāowùér)、『聖武親征録』では抄吾児(chāowúér)。

チョルマグン(、生没年不詳)は、13世紀初頭にチンギス・カン及びオゴデイ・カアンに仕えたスニト出身の千人隊長。

デレケイ・キュレゲン(,,? - ?)は、13世紀にモンゴル帝国に仕えたイキレス部族長。チンギス・カンに仕えたイキレス部族長ブトゥ・キュレゲンの息子で、主に南宋との戦争及び帝位継承戦争で活躍した。

ドゴルク・チェルビ(、? - 1251年)は、13世紀前半にモンゴル帝国に仕えたマングト部出身の千人隊長の一人。

トゴン(、生没年不詳)とは、13世紀初頭にチンギス・カンに仕えたフーシン出身の千人隊長。四駿と讃えられたチンギス・カンの最側近、ボロクル・ノヤンの息子にしてその後継者。

ドダイ・チェルビ(,? - ?)とは、13世紀前半にモンゴル帝国に仕えたスニト部出身の将軍の一人。

バヤン・バートル(,生没年不詳)とは、モンゴル帝国に仕えた将軍の一人。『元史』における漢字表記は拜延八都魯(bàiyánbādōulŭ)。

フルダイ・キュレゲン(,,? - ?)は、13世紀にモンゴル帝国に仕えたイキレス部族長。チンギス・カンに仕えたイキレス部族長ブトゥ・キュレゲンの息子で、父の地位を継承した。

モンゲトゥ(,,? - ?)とは、13世紀に活躍したモンゴル帝国の将軍。Mönggetüとは「黒子」を意味するモンゴル語。

イェスン・トゥア(,? - ?)とは、13世紀前半にモンゴル帝国に仕えたタタル部出身の将軍の一人。イスン・トアとも。

ナチン・キュレゲン(、生没年不詳)は、13世紀初頭にモンゴル帝国に仕えたコンギラト部出身の万人隊長(トゥメン)。ジャライル部のバアトル・ノヤンとともにクビライの即位と内戦の勝利に大きく貢献したことで知られる。

オロチン・キュレゲン(、生没年不詳)は、13世紀初頭にモンゴル帝国に仕えたコンギラト部出身の万人隊長(トゥメン)。『元史』などの漢文史料では斡羅陳(wòluóchén)と記される。

スケゲイ・ジェウン(、生没年不詳)とは、13世紀前半に活躍したモンゴル帝国建国の功臣の一人。『元朝秘史』などの漢文史料では速客該 者温(sùkègāi zhěwēn)と表記される。

テムル・キュレゲン(,? - ?)とは、13世紀初頭にモンゴル帝国に仕えたコンギラト部出身の万人隊長(トゥメン)。『元史』などの漢文史料では帖木児(tièmùér)と記される。

テムル(、生没年不詳)とは、13世紀初頭にチンギス・カンに仕えたスニト部出身の千人隊長の一人。『元朝秘史』などの漢文史料では帖木児(tièmùér)、『集史』などのペルシア語史料ではتيمور(tīmūr)と記される。

ムルカルクゥ()とは、13世紀初頭にチンギス・カンに仕えたジャダラン氏出身の千人隊長。『元朝秘史』では木勒合勒忽(mùlèhélèhū)と記される。

アラワルス(、生没年不詳)とは、モンゴル帝国に仕えたウイグル人の一人。『元史』における漢字表記は阿剌瓦而思(ālàwǎérsī)。

クルムシ(、生没年不詳)とは、大元ウルスに仕えたバルラス部出身の千人隊長。『元史』などの漢文史料では忽林失(hūlínshī)と表記される。

フメゲイ(、生没年不詳)とは、大元ウルスに仕えた官僚の一人。『元史』における漢字表記は旭邁傑(xùmàijié)で、「フメゲイ(Hümegei)」とは「臭」を意味するモンゴル語に由来する人名。