李 懐(イ・フェ、、678年 - 746年)は、中国系高句麗人の唐の軍人。李懐の墓誌に「公の十二葉の祖の敏は河内太守と為る…因って遼東の人と為る」とあり、先祖が高句麗に移民し、高句麗化していた漢人。母親の河間県君の劉氏も漢人である。

徳周(とくしゅう、)は、高麗の建国者王建の母方の曽祖母である。

南 于(なん・う、、生没年不詳)は、唐の武将。中国系の高句麗人。唐の帰州の刺史を務めた。子の南単徳の墓誌によると、南氏の祖先は中古時期に中原の戦乱を避けて、平壤に移住していた。

南 単徳(なん たんとく、、699年 - 776年)は、唐の官僚、将軍。中国系の高句麗人。饒陽郡王、開府儀同三司、右金吾衛大将軍、食邑三千户を任官、磨米州都督を担当した。長安永寧里の私第で死亡、「万年県崇義郷胡村白鹿之西原」に埋葬された。

南 狄(なん てき、、生没年不詳)は、唐の官僚。中国系の高句麗人。安東都護府管轄下の磨米州の都督の職を担当した。孫の南単徳の墓誌によると、南氏の祖先は中古時期に中原の戦乱を避けて、平壤に移住していた。

陳 微之(ちん びし、、生没年不詳)は、中国から百済に移住していた中国系百済人の貴族。百済の官職「徳率」に任ぜられ、参司軍を務める。官職は「馬徒郡参司軍」。馬徒郡は、馬突(現在の鎮安郡)と推定される。

陳 法子(ちん ほうし、、615年 - 680年)は、中国から百済に移住していた中国系百済人の貴族、将軍。では軍事業務を担当する百済の将軍だったが、唐軍に投降した。百済滅亡後、唐に移住して洛陽で暮らし、唐の将軍として活動した。陳法子の百済での官職は「恩率」。

王 山岳(おう さんがく、、生没年不詳)は、高句麗の第24代王である陽原王時代の宰相。音楽家、作曲家。王山岳は、中国姓・中国式姓名である。高句麗人の人名は基本的に高句麗滅亡まで中国化することはなかった。

楽浪貫氏(らくろうかんし、ナンナングァンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪韓氏(らくろうかんし、ナンナンハンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。楽浪郡の住民は楽浪王氏が多く、楽浪韓氏がこれに次ぎ、この2氏でかなりの率を占めていた。

楽浪高氏(らくろうこうし、ナンナンゴし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪呉氏(らくろうごし、ナンナンオし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪孫氏(らくろうそんし、ナンナンソンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪張氏(らくろうちょうし、ナンナンジャンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪程氏(らくろうていし、ナンナンジョンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪田氏(らくろうでんし、ナンナンジョンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪佟氏(らくろうとうし、ナンナンドンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪杜氏(らくろうとし、ナンナンドゥし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である漢四郡で勢力を張った漢人豪族。

楽浪楊氏(らくろうようし、ナンナンニャンし、)は、前漢の武帝が紀元前108年に朝鮮半島に設置した植民地である楽浪郡で勢力を張った漢人豪族。楽浪楊氏には、建武六年(30年)、大将軍・楽浪大守を自称していた王調を殺害した楽浪郡の官吏だった楊邑などがいる。

韓 法史(かん ほうし、生没年不詳)は、『新撰姓氏録』未定雑姓右京に登場する「高麗国 帯方国主」、日本の氏族・朝明氏の祖。