大原 門部(おおはら の かどべ)は、奈良時代の皇族・貴族・歌人。もと門部王を称し、臣籍降下後の氏姓は大原真人。敏達天皇の後裔、筑紫大宰帥・河内王の子。官位は従四位上・大蔵卿。

大原 桜井(おおはら の さくらい)は、奈良時代の皇族・貴族・歌人。もと桜井王を称し、臣籍降下後の氏姓は大原真人。敏達天皇の後裔、筑紫大宰帥・河内王の子。官位は従四位下・弾正尹。

大原 高安(おおはら の たかやす)は、奈良時代の皇族・貴族・歌人。当初高安王を称するが、大原真人姓を与えられ臣籍降下した。敏達天皇の孫である百済王の後裔。筑紫大宰率・河内王の子。官位は正四位下・衛門督。

大宅 大国(おおやけ の おおくに)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従四位下・摂津守。

小野 東人(おの の あずまひと)は、奈良時代の貴族。系譜は明らかでない。官位は従五位上・備前守。2度も反乱事件に巻き込まれ罰せられた。

小野 牛養(おの の うしかい)は、奈良時代の貴族。官位は従四位下・皇后宮大夫。

小野 小贄(おの の おにえ)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。系譜は明らかでない。官位は正五位下・摂津大夫。

小野 老(おの の おゆ)は、奈良時代の貴族・歌人。系譜は明らかでない。官位は従四位下・大宰大弐。

小野 竹良(おの の つくら/ささら)は、奈良時代の貴族。名は都久良とも記される。系譜は明らかでない。官位は従四位下・左京大夫。

小野 綱手(おの の つなて)は、奈良時代の貴族・歌人。官位は従五位下・上野守。

笠 名麻呂(かさ の なまろ)は、奈良時代の貴族。名は名末呂とも記される。官位は従四位下・右衛士督。勲等は勲十一等。

上道 斐太都(かみつみち の ひたつ)は、奈良時代の貴族。名はのち正道。姓は臣のち朝臣。官位は従四位下・備前国造。

甘南備 伊香(かんなび の いかご)は、奈良時代の皇族・貴族・歌人。名は伊吉とも記される。始め伊香王を称すが臣籍降下(甘南備真人姓)。官位は正五位上・越中守。

甘南備 清野(かんなび の きよの)は、奈良時代の貴族。名は浄野とも記される。官位は正五位下・武蔵介。

紀 飯麻呂(き の いいまろ)は、奈良時代の公卿。御史大夫・紀大人の孫で、式部大輔・紀古麻呂の長男。官位は従三位・参議。勲位は勲十二等。

紀 家守(き の いえもり/ やかもり)は、奈良時代の公卿。大宰大弐・紀男人の子。官位は従四位上・参議。

紀 宇美(き の うみ)は、奈良時代の貴族。大納言・紀麻呂の子。官位は従四位下・左衛士督。

紀 勝長(き の かつなが)は、奈良時代から平安時代初期にかけての公卿。初名は梶長あるいは楫長。大納言・紀船守の長男。官位は従三位・中納言。

紀 清人(き の きよひと)は、奈良時代の貴族・学者。名は浄人とも記される。御史大夫・紀大人の孫。従五位下・紀国益の子。官位は従四位下・武蔵守。

紀 作良(き の さくら/つくら)は、奈良時代から平安時代初期にかけての貴族。官位は従四位下・大学頭。