森 鴎村(もり おうそん、1831年(天保2年) - 1907年(明治40年)1月20日)は、幕末期ならびに明治期の儒学者。下野国都賀郡藤岡村(現・栃木県栃木市藤岡町藤岡)出身。諱は保定(やすさだ)で字は士興(しきょう)。通称は定吉(さだきち)。

久保木 清淵(くぼき せいえん、宝暦12年(1762年) - 文政12年8月28日(1829年9月25日))は、江戸時代後期の朱子学者。下総国香取郡津宮(つのみや)村(現在の千葉県香取市津宮)の人。号は竹窓(ちくそう)・縑浦老農、字は蟠龍・仲黙、通称は新四郎・太郎右衛門。

芳野 金陵(よしの きんりょう、享和2年12月20日(1803年1月13日) - 明治11年(1878年)8月5日)は、江戸時代後期の儒者。名は成育。字は叔果。通称愿次郎、立蔵。号は金陵、匏宇。

本城 清(ほんじょう きよし)は、江戸時代末期の徳山藩士、儒学者。徳山七士の一人。諱は斐、字は仲章、号は素堂。徳山藩士・江村忠韶の次男で、叔父・本城太華の養子となる。兄に江村忠純、弟は同じく徳山七士の一人である江村彦之進。妻は浅見巣雲の四女・寿美、子は本城宣馬。

山縣 周南(やまがた しゅうなん、貞享4年(1687年) - 宝暦2年8月12日(1752年9月19日))は、江戸時代中期の儒学者。荻生徂徠の高弟であり、長州藩藩校・明倫館の二代目学頭。漢詩、国史に精通し、教育者としても名声を博した。名は孝孺(こうじゅ)。周南と号する。

山県 太華(やまがた たいか)は、江戸時代末期(幕末)の武士(長州藩士)、儒学者。諱は禎。

宇都宮 遯庵(うつのみや とんあん)は、江戸時代の儒学者。名は由的。号は遯庵の他に頑拙。また、宇都宮三近、宇都宮熊的とも呼ばれる。

大塩 平八郎(おおしお へいはちろう)は、江戸時代後期の儒学者、大坂町奉行組与力。大塩平八郎の乱を起こした。通称は平八郎、諱は正高、のち後素(こうそ)、字は子起。号は連斎・中軒・中斎。家紋は揚羽。大塩家は今川氏の末流と言われ、本家は尾張藩の馬廻として仕えた。

五井 持軒(ごい じけん、寛永18年2月22日(1641年4月2日) - 享保6年閏7月18日(1721年9月9日))は江戸時代中期の儒学者。名は守任、通称は加助、本姓は藤原氏。四書を重んじ、四書屋加助と渾名された。

五井 蘭洲(ごい らんしゅう、元禄10年4月8日(1697年5月27日) - 宝暦12年3月17日(1762年4月11日))は江戸時代中期の儒学者、国学者。五井持軒の子。名は純禎、字は子祥、通称は藤九郎、号は蘭洲のほか、冽庵、梅塢。本姓は藤原氏。

田中 桐江(たなか とうこう、寛文8年2月12日(1668年3月24日) - 寛保2年6月26日(1742年7月27日))は、江戸時代中期の儒学者・漢詩人。柳沢吉保に仕えた。本名を省、字は省吾。桐江は号である。通称富春山人。

三宅 春楼(みやけ しゅんろう、正徳2年11月15日(1712年12月13日) - 天明2年10月9日(1782年11月13日))は江戸時代中期の儒学者。懐徳堂第3代学主。名は正誼、字は子和、通称は才次郎。初代学主三宅石庵の子に当たる。

三宅 石庵(みやけ せきあん、寛文5年1月19日(1665年3月5日) - 享保15年7月16日(1730年8月29日))は江戸時代中期の儒学者(折衷学派)。浅見絅斎門下。懐徳堂初代学主。名は正名、字は実父、通称は新次郎、別号に万年、俳号に泉石。弟に三宅観瀾がいる。

池田 草庵(いけだ そうあん、文化10年7月23日(1813年8月18日) - 明治11年(1878年)9月24日)は、江戸時代末期の儒学者。通称は禎蔵。幼名、歌也。但馬聖人と称えられた。

田中 河内介(たなか かわちのすけ)は、幕末の青侍で、尊王攘夷派志士である。儒学者および漢学者。諱は綏猷(やすみち)。寺田屋騒動後という幕末の騒乱の早い段階で非業の死を遂げた。

石田 梅岩(いしだ ばいがん、、貞享2年9月15日(1685年10月12日) - 延享元年9月24日(1744年10月29日))は江戸時代の思想家、倫理学者。石門心学の開祖。諱は興長。通称、勘平。丹波国生まれ。小栗了雲門下。

伊藤 常足(いとう つねたり、安永3年12月21日(1775年1月22日) - 安政5年11月19日(1858年12月23日))は、江戸時代の国学者、歌人、教育者。筑前国鞍手の人。号は槙家など。通称　魚沖(なおき)

竹田 定良(たけだ さだよし、1738年(元文3年)- 1798年8月5日(寛政10年6月23日))は江戸時代の儒学者、漢学者、教育者。福岡藩の藩儒竹田家の第4代当主。藩校修猷館(東学問稽古所)初代総受持(館長、「教授」とも称される)。初め高畠氏。号は梅廬(ばいろ)。字(あざな)は子俊。

落合 東堤(おちあい とうてい、寛延2年1月1日(西暦1749年2月17日)-天保12年8月15日(西暦1841年9月29日)は、江戸時代中期から後期にかけて出羽国久保田藩で活躍した在野の儒学者。山崎闇斎の学統を受け継ぐ朱子学者であるが、国学にも通じていた。

萩原 守道(はぎわら もりみち、1714年6月28日(正徳4年5月17日) - 1793年2月28日(寛政5年1月18日))は、江戸時代中期の山崎闇斎学派の儒者。小笠原流諸礼古実の師範。通称は伴次。萩原恪斎と号した。