アッティカ十大雄弁家(アッティカじゅうだいゆうべんか)とは、古代ギリシア古典期を代表する10人の(弁論家)およびロゴグラポス(演説作家)たちのこと。

イソクラテス(イソクラテース、, Isocratēs、紀元前436年 - 紀元前338年)は、古代ギリシア・アテナイの修辞学者、法廷弁論作家(ロゴグラポス)で、アッティカ十大雄弁家の一人。

アイスキネス(、紀元前390年頃 - 紀元前315年頃)は、古代ギリシア、アテナイの弁論家・政治家。アッティカ十大雄弁家の一人にしてデモステネスの宿敵でもある。

アンドキデス(アンドキデース、ギリシャ語：, Andokídês, , 紀元前440年 - 紀元前390年)は、アッティカ十大雄弁家の一人。

デモステネス(、ラテン文字転記：Dēmosthénēs、紀元前384年頃 - 紀元前322年)は、古代ギリシアの政治家・弁論家。アッティカ十大雄弁家の一人。アテナイの指導者としてギリシア諸ポリスの自立を訴えて反マケドニア運動を展開したが叶わず、自殺へと追い込まれた。

リュシアス(, , 紀元前445年頃 - 紀元前380年)は、古代ギリシアの弁論作者(ロゴグラフォス)で、アッティカ十大雄弁家の一人。アテナイで活躍した。

アンティポン(アンティポーン、アンティフォン、, Antiphôn)と呼ばれる古代ギリシアの人物が2人いる。* 弁論家のアンティポン* ソフィストのアンティポンこの2人を同一人物とする説もあり、今なお議論が続いている。