迦葉摩騰(かしょうまとう、、生没年不詳)は、インド(中天竺)の仏教の僧侶。摂摩騰(しょうまとう)ともいう。後漢時代に竺法蘭と共に中国に仏教をもたらした。伝説では、永平年間に空を飛び金色に輝く人(仏)の夢を見た明帝に派遣された蔡愔と西域で出会い、洛陽にやってきたという。

ナーガセーナ(Nāgasena)は、紀元前2世紀頃のインドの仏教の僧(比丘)。中インドのカヤンガラ村に生まれる。

達磨、達磨祖師、達磨大師ともいう。「ダルマ」というのは、サンスクリット語で「法」を表す言葉。『洛陽伽藍記』や『続高僧伝 』など唐代以前のものは達摩とも表記する。画像では、眼光鋭く髭を生やし耳輪を付けた姿で描かれているものが多い。

菩提流支(ぼだいるし、梵: )は、北インド出身の訳経僧。「菩提留支」とも表記する。北魏の都、洛陽で訳経に従事。大乗の経論を30部余り翻訳する。また漢訳して「道希」とも呼ばれる。

アショーカ(、IAST：、、訳：無憂〈むう〉、在位：紀元前268年頃 - 紀元前232年頃)は、マウリヤ朝の第3代のラージャである。漢訳音写では阿育王と書かれる。インド亜大陸をほぼ統一した(インド史上最大)。

パドマサンバヴァ( 、漢訳：蓮華生、、、8世紀後半頃)はチベットに密教をもたらした人物。チベットやブータンではグル・リンポチェ()として知られる。チベット密教の開祖であり、ニンマ派と呼称される宗派の創始者である。この「ニンマ派」は、「古派」とも訳される。

ヴィルーパ(; チベット語: bi ru pa または bir wa pa', )、またはヴィルパクサ、チュトプ・ワンチュクは、7世紀から8世紀に活躍したインドの・ヨーギー、そしてチベット仏教四大宗派の一つ、サキャ派の祖師である。