スキュラ(, , )、あるいはスキュレー(, )は、ギリシア神話に登場する怪物、あるいはメガラの王女の名。その名は「犬の子」を意味する。

ヒッペー(, )、あるいはヒッポー(, )は、ギリシア神話の女性、あるいは馬である。「牝馬」の意。長母音を省略してヒッペ、ヒッポとも表記される。ケンタウロスのケイローンとニュムペーのカリクローの娘で、もともとはオーキュロエーという名前だったといわれる。

テルクシノエー(, )は、ギリシア神話に登場する3人の女性の名前で、「魅惑する女」を意味する。日本語では長母音記号を省略しテルクシノエともいう。# キケローによると、ゼウスとネダーの娘。曲芸を司る4柱のムーサの1人。アオイデー、アルケー、メレテーは彼女の姉妹。

ペーダソス(, )は、ギリシア神話に登場する人物、馬である。長母音を省略してペダソスとも表記される。主に、* ブーコリオーンの子* アキレウスの馬がいる。以下に説明する。

ラムポス(, )あるいはラムポーン()は、ギリシア神話の人物である。ランポス、ラムポンとも表記される。トロイア王ラーオメドーンの子で、ティートーノス、クリュティオス、ヒケターオーン、プリアモス、ヘーシオネー、キラ、アステュオケーと兄弟。ドロプスの父。

ラミアーまたはラミア()は、ギリシア神話に登場する古代リビュアの女性で、ゼウスと通じたためにヘーラーによって子供を失い、その苦悩のあまり他人の子を殺す女怪と化した。眼球を取り出すことができるが、これはヘーラーに眠りを奪われた彼女にゼウスが与えた能力ともいわれる。

エウリュアレー(, )は、ギリシア神話に登場する怪物または女性である。エウリュアレーは「広く彷徨う」の意味を持つとされる。長母音を省略してエウリュアレとも表記される。主に、* ゴルゴーンの1人* オーリーオーンの母の2人が知られている。以下に説明する。

パイア(, )、またはクロミュオーンの猪は、ギリシア神話の怪物、あるいは女性である。パイアはテューポーンとエキドナの子といわれる牝の猪で、一説にカリュドーンの猪の母であるといわれる。

アルゴス(, )は、ギリシア神話に登場する100の目をもつ(あるいは体に多くの目をそなえた)巨人である。アゲーノールの息子。普見者(パノプテース)アルゴスと言われる。

クサントス(, , )は、ギリシア神話の神、人物、あるいは馬である。英語読みでザンザスとも呼称する。主に、* アキレウスの馬の1つ* プトレマイオスの子のほか数人が知られている。

マイラ(, , )は、ギリシア神話の犬あるいは女性である。主に、* イーカリオスの愛犬* アトラースの娘* プロイトスの娘が知られている。以下に説明する。

メドゥーサ(, )は、ギリシア神話に登場する怪物。ゴルゴーン3姉妹の1人である。名前は「女王」を意味する。姉はステンノー(「強い女」の意)、エウリュアレー(「広く彷徨う女」あるいは「遠くに飛ぶ女」の意)と呼ばれ、メドゥーサは三女に当たる。

クトニオス()は、ギリシア神話の登場人物。同名の人物が複数おり、以下の四人が知られる。その名は古代ギリシア語で「大地の、地下の」を意味する。*スパルトイの一人。*アイギュプトスの息子の一人。*ペイリトオスとヒッポダメイアの結婚の宴でネストールに討たれたケンタウロス。

シュバリス(, )は、ギリシア神話の怪物である。ポーキス地方のパルナッソス山麓の都市デルポイや周辺に出没し、ラミアーあるいはシュバリスと呼ばれ、人々から恐れられていた。どのような怪物であったかは詳しく説明されていない。