クリミア・タタール人(、、)は、クリミア半島に起源を持つテュルク系先住民族である。クリミア・タタール語を母語とし、スンニ派ムスリムが大半を占める。クリミアの先住民族であることを強調して、「クルムル」(、、；意訳：「クリミア人」「クリミア出身者」)という名称で言及されることもある。

ヴォルガ・タタール人(ヴォルガ・タタールじん、)は、ロシアのヴォルガ川中流域(イデル＝ウラル地方)に居住するテュルク系民族。ロシア連邦内にタタールスタン共和国を形成している。

トルコ人(トルコじん、あるいは)は、アナトリア半島とバルカン半島、アラブ諸国の一部に居住し、イスタンブール方言を公用語・共通語とするトルコ語を話すテュルク系の民族である。アゼルバイジャン人やトルクメン人とは民族的に親近関係にある。

ブルガール人(ブルガールじん、、)は、テュルク系遊牧民のうち中世に中央アジア西部から移動して東ヨーロッパに定着した人々。ブルガール語を用いた。

リプカ・タタール人(リプカ・タタールじん、、、、)は、14世紀初頭にリトアニア大公国に移住してきたタタールを起源とする民族集団。

ウズベク人(, , )は、西トルキスタン南部、ホラズム地方からフェルガナ地方にかけてに広がって居住し、中央アジアで最多の人口を抱えるテュルク系民族で、容貌的にはモンゴロイドとコーカソイドが入り混じっている。

トゥバ人((Tïva kiži))は、エニセイ川源流域に居住するテュルク語系言語であるトゥバ語を母語とする民族である。日本語表記でツーバ人とも表記される。人種はモンゴロイドに属する。

バシキール人・バシュキール人(bashqorts)は、主としてロシア連邦のバシコルトスタン共和国に居住するテュルク系民族。自称はバシコルト(バシュクルト)。1989年のデータで、ソ連領内に144万9千人が居住していた。

アゼルバイジャン人(アゼルバイジャンじん、)もしくはアゼリー人は、アゼルバイジャン共和国とイラン北西部を中心として、その周辺地域であるジョージアやアルメニア、イラク北部、トルコ、ロシア連邦内のダゲスタン共和国などに居住しているテュルク系民族である。

チュヴァシ人(チュヴァシ語：、ロシア語：、タタール語：)は、ロシア連邦チュヴァシ共和国を中心に居住するテュルク系民族。チュバシ人とも呼ばれる。

アルタイ人(アルタイ語:Алтай-кижи、ラテン文字化altái kizhi)は、アルタイ共和国を中心とし、アルタイ地方やケメロヴォ州(ビェロヴォ地方)などに居住しているテュルク系民族である。全人口は7万ほどと見積もられ、内64000ほどがアルタイ共和国に居住している。

ノガイ族(Ногайцы)は、カフカスに居住するテュルク系民族。

ソヨト人(ソヨトじん、ロシア語: ; 英語: )とは、ロシア連邦に居住するテュルク系あるいはモンゴル系の少数民族である。

ウルム人(ウルムじん、ギリシャ語: Ουρούμ, Urúm; クリミア・タタール語: Урумлар / Urumlar)とは、主にウクライナ(クリミア)、ロシア、ジョージア、ギリシャに居住する、ギリシャ人あるいはクリミア・タタール人の一派である。

カラガシ人(からがしじん 英語: 、、)とは、ロシア連邦アストラハン州に居住しているノガイ人あるいはアストラハン・タタール人の一派。