ラッバーン・バール・サウマ(シリア語：, Rabban Bar Sauma, 1220年代 - 1294年1月10日)は、13世紀のウイグル(もしくはオングト)出身のネストリウス派キリスト教(景教)の僧侶。モンゴル人の国家であるイルハン朝の外交使節として、ヨーロッパに派遣された。

阿羅本(あらほん、、)は、唐朝へキリスト教を広めるために訪れた宣教師。阿羅本の原音は、セム系"アブラハム"の訳であるという説や、aloho punoya, "神の改宗"などの説がある。歴史上、最も早く中国にキリスト教(ネストリウス派)を伝えた人物といわれている。

ニネヴェの主教・シリアの克肖者イサアク(, , )は、7世紀(生没年の詳細は不詳)の間に生きたネストリウス派教会の主教・修道士。出生地はペルシャ湾西岸、現在のカタール。言語はシリア語。正教会で聖人。記憶日は1月28日(ユリウス暦表示. グレゴリオ暦の2月10日に相当)。

ネストリウス(ラテン語: Nestorius, 、381年? - 451年?)は、シリアのアンティオキア学派に属するコンスタンティノープル大主教(在位：428年 - 431年)。

アバカ(Abaqa/阿八哈、 Ābāqā khān、1234年2月27日 - 1282年4月1日)は、イルハン朝の第2代ハン(1265年 - 1282年)。父は初代ハーンのフレグ・ハン、母はフレグの第5位の妃でスルドゥス部族出身のイェスンジン・ハトゥン。

オン・カン(Ong Khan、Ong Qan、? - 1203年)は、モンゴル高原中央部の遊牧民集団ケレイト部最後のカン。本名はトグリル(Toγril)あるいはトオリル(To'oril)。

ソルコクタニ・ベキか(『集史』パリ本)ソルコクタニ・ベキ(モンゴル語: 転写: 、 転写: 、、キリル文字転写: 、1190年? - 1252年3月1日)は、チンギス・カンの四男のトルイの正妃。

クチュルク(Küčülüg)は、モンゴル高原西部の遊牧集団ナイマン部の王族。西遼(カラ・キタイ)の第4代皇帝。『遼史』では屈出律、『元史』では曲出律、『元朝秘史』では古出魯克の名で表記されている。

ドクズ・ハトゥン (1265年死亡) は、モンゴルイルハン朝の開祖、フレグ・ハンと結婚したケレイト族出身の13世紀の王女。彼女らの息子、アバカ・ハンはフレグの死と共にイルハン朝を継承した。彼女がフレグの軍事作戦に同行することはよく知られていた。

イブン・ブトラーン(Ibn Butlân; circa. 1001年 - 1066年)は、イラクのネストリウス派キリスト教徒の医者。Tacuinum sanitatis (健康全書)というラテン語に翻訳された著作で、ヨーロッパ世界でも有名である。

イーサー・ケレメチ(ʿĪsa Kelemech、1218年 - 1307年)は、モンゴル帝国(大元ウルス)に仕えた西アジア出身のネストリウス派キリスト教徒。