アブー＝アブドゥッラー・アッ＝シーイー(, ? - 911年/912年)は、9世紀初頭にマグリブ(北アフリカ)で活動したイスマーイール派の教宣員。本名はハサン・イブン＝ザカリヤー。

シャーワル(、、生年不詳 - 1169年)は、エジプトを支配したファーティマ朝の宰相(在任：1164年- 1169年)。ファーティマ朝の第14代・アーディドのもとで権力者の座をめぐってディルガームと抗争したが、敗れてシリアに逃亡した。

ジャウハル・アッ＝シィキッリー(جوهر الصقلي Jawhar al-Siqillī, ? - 992年)は、ファーティマ朝の将軍。

クターマ族(クターマぞく、Kutāma)は、アルジェリアのカビール地方を中心に活動していた山岳民であり、ベルベル系の部族である。9世紀頃からイスラーム化し、ファーティマ朝の建国に貢献した。

アブー・マンスール・ニザール・ブン・アル＝ムスタンスィル(, 1045年9月26日 - 1095年11月以降)は、第8代ファーティマ朝カリフのの息子であり、ファーティマ朝が信奉していたイスマーイール派の支流の一つにあたるニザール派の名祖となった人物である。