ヘルモクラテス( / 、紀元前450年頃 – 紀元前408/407年)は、シケリア島の都市国家シュラクサイの軍人で、ペロポネソス戦争において反アテナイ陣営で活躍した。

トラシュマコス(、)とは、紀元前5世紀後半に活動した、古代ギリシア・カルケドン出身の弁論家・ソフィスト。

グラウコン(グラウコーン、, Glaukōn, Glaucon)は、古代ギリシャの哲学者プラトンの次兄。アデイマントスの弟。プラトンの主著『国家』2巻〜10巻では、兄のアデイマントスと共に、ソクラテスの対話役として登場させられている。

カイレポン(カイレポーン、カイレフォン、)は、古代ギリシアのアテナイの市民。哲学者ソクラテスの友人・弟子の1人で、熱烈な信奉者。プラトンやクセノポンの著作で言及されている他、喜劇作家アリストパネスの作品でも登場させられており、ソクラテスと共に滑稽に描かれている。

カリアス3世として知られるカリアス()は、古代ギリシアのアテナイの市民。アテナイ随一の富豪ヒッポニコス3世の長男であり、その財産を相続して彼自身もアテナイ随一の富豪として知られる。

クリトン(クリトーン、)は、古代ギリシアのアテナイの市民。哲学者ソクラテスと同じアロペケ区出身で同い年の親友であり、彼の世話人でもあった。ソクラテスの弟子であった容姿端麗な長男クリトブロスと共に、プラトンとクセノポンの著作に取り上げられていることで知られる。

ケパロス(、)は、紀元前5世紀に生きたシュラクサイ出身の人物。アテナイの外港ペイライエウスに住んでいた富裕な居留民(メトイコス)として知られる。父はリュサニアス、子供はポレマルコス、リュシアス、エウテュデモスの3兄弟。

パレロンのアポロドロス()は、古代ギリシアのアテナイの市民。アテナイの旧港パレロン出身で、哲学者ソクラテスの弟子の1人。プラトンやクセノポンの著作で言及され、その内容から激情家で熱心な弟子であったことで知られる。

ヘルモゲネス(ヘルモゲネース、, Hermogénēs)は、古代ギリシアのアテナイの市民であり、哲学者ソクラテスの弟子の1人。

カリクレス(カッリクレース、カルリクレスとも、、、fl.c. 紀元前5世紀)は、プラトンの対話篇『ゴルギアス』の登場人物。実在の人物かは不明。『ゴルギアス』は全3幕からなり、第1幕はゴルギアス、第2幕は、第3幕はカリクレスが、ソクラテスと哲学的対話をする。