スキピオ・アフリカヌスと称され、妻の甥に当たるスキピオ・アエミリアヌス(小スキピオ)と区別して大スキピオとも呼ばれる。第二次ポエニ戦争後期に活躍し、カルタゴの将軍ハンニバルをザマの戦いで破り戦争を終結させた。グラックス兄弟の外祖父にあたる。

プブリウス・コルネリウス・スキピオ・ナシカ・コルクルム(、 紀元前141年没)は、共和政ローマの政治家、軍人。執政官を二度務め、第二次ポエニ戦争から第三次ポエニ戦争の戦間期に活躍した。マルクス・ポルキウス・カト・ケンソリウス(大カト)の政敵。

マルクス・アエミリウス・スカウルス(、紀元前162年 - 紀元前89年)は、共和政ローマ後期の政務官。紀元前115年に執政官を務めた。彼の頷きはほぼ全世界を支配していたとも言われている。

マルクス・ファビウス・ブテオ(, 生没年不詳、紀元前3世紀)は、共和政ローマの政治家、軍人。

クィントゥス・ファビウス・マクシムス・ウェッルコスス・クンクタートル (, 紀元前275年 - 紀元前203年) は、共和政ローマの政治家、将軍。主要政務官を歴任し、第二次ポエニ戦争で活躍、持久戦略でハンニバルを苦しめ、「ローマの盾」と称された。

クィントゥス・ファビウス・マクシムス・グルゲス()は、共和政ローマの政治家で軍人。紀元前292年と紀元前276年に執政官(コンスル)を務めた。

クィントゥス・ファビウス・マクシムス・ルッリアヌス(、紀元前4世紀から3世紀頃)は、共和政ローマ期の軍人、政治家。パトリキの名門ファビウス氏族の出身。執政官を5度、独裁官を2度務め、サムニテス戦争(サムニウム戦争)で活躍した。

マニウス・ウァレリウス・マクシムス(、生年不詳 - 紀元前463年)は、共和政ローマの独裁官で、第一次プレブスの離反が(en)発生した紀元前494年に就任した。兄弟にプブリウス・ウァレリウス・プブリコラとマルクス・ウァレリウス・ウォルススがいる。父はウァレリウス・ウォルススと言われる。

マルクス・ファビウス・アンブストゥス(、生没年不詳)は紀元前4世紀の共和政ローマのパトリキ(貴族)出身政務官。紀元前360年、紀元前356年、紀元前354年の三度執政官を務めた。この時期はアッリアの戦い(紀元前387年)でガリアに大敗したローマが、再建をとげつつある最中であった。

マルクス・アエミリウス・レピドゥス(、? - 紀元前152年)は、共和政ローマのパトリキ(貴族)出身の政務官。紀元前187年と紀元前175年に執政官(コンスル)、紀元前179年に監察官(ケンソル)、紀元前180年から没するまでは最高神祇官(ポンティフェクス・マクシムス)を務めた。

ルキウス・ウァレリウス・フラックス(、紀元前240年頃 - 紀元前180年)は、紀元前3世紀後期から紀元前2世紀前半の共和政ローマの政治家・軍人。紀元前195年に執政官(コンスル)を務めた。

ルキウス・コルネリウス・レントゥルス・ルプス(、- 紀元前126年)は、紀元前2世紀中頃の共和政ローマの政治家。紀元前156年にコンスル(執政官)、紀元前147年にケンソル(監察官)を務めた。

アッピウス・クラウディウス・プルケル(、生没年不詳)は紀元前2世紀中頃の共和政ローマの政治家・軍人。紀元前143年にコンスル(執政官)、紀元前136年にはケンソル(監察官)を務めた。

ルキウス・ウァレリウス・フラックス(、- 紀元前64年)は、紀元前2世紀後期・紀元前1世紀前期の共和政ローマの政治家。紀元前100年に執政官(コンスル)、紀元前97年にケンソル(監察官)を務めた。

マメルクス・アエミリウス・レピドゥス・リウィアヌス(、紀元前121年頃 - 紀元前61年頃)は紀元前1世紀初期・中期の共和政ローマの政治家。紀元前77年に執政官(コンスル)を務めた。