耶律 阿海(やりつ あかい、生没年不詳)は、初期のモンゴル帝国に仕えた政治家。遼の宗室である契丹貴族の耶律撒八児の孫で、耶律脱迭児の子。弟は耶律禿花。子は耶律忙古台・耶律綿思哥・耶律捏児哥ら。甥は耶律朱哥・耶律買住(耶律禿花の諸子)。耶律阿海の子孫は元朝の統治下で代々繁栄した。

耶律 禿花(やりつ トガン、、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人千人隊長(ミンガン)の一人。兄の耶律阿海とともに契丹人の中では最も早くチンギス・カンに仕え、モンゴル帝国内ではモンゴル人に次ぐ極めて高い地位を与えられた。

石抹 査剌(せきまつ ジャラル、1200年 - 1243年)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

石抹 エセン(せきまつ エセン、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。漢文史料上では石抹也先と石抹阿辛という2通りの表記があり、『元史』は誤って両方の列伝を立てている。

石抹 庫禄満(せきまつ くろくまん、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

耶律 朱哥(やりつ ジュゲ、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

耶律 禿満答児(やりつ トゥメンデル、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

耶律 忙古帯(やりつ マングタイ、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

石抹 按只(せきまつ アルチ、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。モンケ・カアンの時代からクビライ・カアンの治世にかけて、四川方面の侵攻に活躍したことで知られる。

石抹 海住(せきまつ カイジュ、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。『元史』には立伝されていないが、『至正集』巻52碑志9故征南千戸蕭公神道碑銘に孫の石抹世昌とともにその事蹟が記される。『新元史』には故征南千戸蕭公神道碑銘を元にした列伝が記されている。

石抹 咸得卜(せきまつ カンタブ、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。チンギス・カンの時代からオゴデイ・カアンの治世にかけて、金朝が放棄した首都の中都(燕京)の留守長官を務めていたことで知られる。

石抹 乞児(せきまつ キル、? - 1267年)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。子は石抹狗狗。

石抹 狗狗(せきまつ くく、? - 1289年)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

石抹 孛迭児(せきまつ ブデル、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

石抹 不老(せきまつ ふろう、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。クビライ・カアンの治世に四川方面の侵攻に活躍したことで知られる。

耶律 天祐(やりつ てんゆう、生没年不詳)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

耶律 忒末(やりつ とくまつ、? - 1226年)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。

石抹 世昌(せきまつ せいしょう、1236年 - 1260年)は、モンゴル帝国に仕えた契丹人の一人。『元史』には立伝されていないが、『至正集』巻52碑志9故征南千戸蕭公神道碑銘に祖父の石抹海住とともにその事蹟が記される。

アルタン(、? - 1309年)は、モンゴル帝国に仕えたムスリムの一人。『元史』などの漢文史料では按攤(àntān)と記される。

ハッジ・ハーシム(Hajji Hāšim；哈只哈心、1152年 - 1268年)は、モンゴル帝国に仕えたムスリムの一人。元来はイラン方面に居住していたが、イランを征服したフレグの使者として東アジア方面を訪れ、以後その子孫は東アジアに定着するようになった。