聖ボニファティウス(、675年頃 - 754年6月5日)は、8世紀にフランク王国にキリスト教を伝えた宣教師・殉教者である。カトリック教会、正教会、ルーテル教会、聖公会で崇敬される聖人であり、「ドイツ人の使徒」 () とも呼ばれるドイツの守護聖人である。

ネンニウス(Nennius、またはNemnvius)はウェールズの歴史を書いた人物として登場する人名。ネンウィウス(Nemnvius)とも書かれる。

ベーダ(Beda, Bade, Bæda, 672年/673年 - 735年5月26日)は、イングランドのキリスト教聖職者・歴史家・教会博士。カトリック教会・聖公会・ルーテル教会・正教会で聖人。

カンタベリーのアウグスティヌス(Augustinus Cantuariensis, 534年11月13日 - 604年5月26日か605年)はイングランドへのキリスト教布教で知られる7世紀の司教。初代カンタベリー大司教。正教会・カトリック教会・聖公会で聖人。

タルソスのテオドルス(Theodorus of Tarsus, 602年頃 - 690年9月19日)は、カンタベリー大司教。カトリック教会、正教会、聖公会の聖人.

カンタベリーのラウレンティウス(Laurentius, 生年不明 - 619年2月3日)は、ベネディクト会の修道士であり、第2代カンタベリー大司教である。彼は、キリスト教をイングランドへ根づかせるのに大きな役割を果たした。

コンスタンティン()は、イングランド西南部・ドゥムノニアの王。ラテン語ではコンスタンティヌス()。ウェールズ語ではキステニン・コルネイ(、「コーンウォールのコンスタンティン」の意)。

クスウィネ(Cuthwine)はウェセックス初期の王族。チェウリンの息子としてアングロサクソン年代記にその名が見られる。592年に父チェウリンが退位させられると、王座は従兄弟であるチェオルに奪われる。クスウィネに関してはわずかな事しか知られてはいない。

クタ・カスウルフ(Cutha Cathwulf、生没年不詳)はウェセックス初期の王族。クスウィンの息子にしてチェウリンの孫になる。その始祖を辿ればキュンリッチまで行き、またクタはエグバートにまでつながる後世のウェセックス王家の始祖となる。

チェオルワルド(Ceolwald、生没年不詳)はウェセックス初期の王族。父はクタ・カスウルフ、息子にコエンレッドがいる。始祖であるチェルディッチ、キュンリッチの直系ではあるが、曽祖父チェウリンが王位を追われ、傍流が王位を継承したために、王位に就いた事はなかった。

チェッダ(Cedda、590年-没年不詳)はウェセックス王国初期の王族。チェウリンの息子であるクスウィンの第二子としてウェセックスの王族として生まれた。彼には息子が一人おり、名をコエンベルフトと言う。

チェンレッド(Cenred, 640年 - ?)は、七王国時代のゲウィスの王族。後にウェセックス王国の王族として列せられた。父はチェオルワルド、その始祖を辿るとチェルディッチ、キュンリッチまでさかのぼれる直系の子孫である。

エドマンド殉教王(, 841年 - 869年11月20日)はイースト・アングリアの王であった殉教者。855年にイースト・アングリアの王位を継いだ。

アンブロシウス・アウレリアヌス(Ambrosius Aurelianus、ウェールズ語：エムリス・ウセディグ, Emrys Wledig, ラテン語：Arthur、アーサー)は5世紀ごろアングロ・サクソン人と戦ったブリトン人の指導者。『ブリタニア列王伝』などの文献に登場する。

ヴォーティガン(英: Vortigern)とは、5世紀、サブローマン・ブリテン時代のブリタンニア(現在のグレートブリテン島)に存在したと伝えられるブリトン人諸侯。

ギルダス(Gildas、494年または516年 - 570年)は6世紀、イングランドのケルト系キリスト教の高位僧。その知識と文才により「賢明なるギルダス(Gildas Sapiens)」と呼ばれる。司祭として、彼は修道の道の理想を筆に記した。

チャド(Saint Chad of Mercia、、生年不詳 - 672年3月2日)は、ノーサンブリアの出身のキリスト教伝道者。カトリック教会・聖公会・正教会で聖人。同じく聖職者のケッド(Cedd)、キニビル(Cynibil)、ケリン(Caelin)の弟。

テネウ(Teneu, Thenew, Thaney, Thanea, Denw, その他各種表記あり、511年頃 - 603年頃)は、スコットランドの伝承上の人物。キリスト教の聖女(聖テネウとも)。

エール(または)は、サセックス王国最初の王として記録され、現在のサセックスを477年からおそらく514年に至るまで統治したとされる人物である。『アングロ・サクソン年代記』によれば、エールと彼の3人の息子はCymensoraと呼ばれる場所に上陸し、土着のブリトン人と戦ったとされる。

エズバート (英語: Eadberht 768年8月19/20日没) は、 (在位: 737/738年 - 758年)。ヨーク大司教の兄弟。彼の時代のノーサンブリア王国は前世紀のような拡張志向を復活させ、経済的にもおそらく繁栄期を迎えた。