ヴォルフラム・フォン・エッシェンバッハ(Wolfram von Eschenbach, 1160年/1180年頃 - 1220年頃またはそれ以降)は、中世ドイツの詩人。

ゴットフリート・フォン・シュトラースブルク(, 1170年頃 - 1210年頃)は、中世ドイツの叙事詩人。代表作は『トリスタンとイゾルデ』(単に『トリスタン』とも)。

トゥールのグレゴリウス(、538年頃11月30日 - 594年11月17日)は、ガロ・ローマ人の歴史家、聖職者、メロヴィング朝治下アウストラシアのトゥール司教。ガリア聖職者集団の主導的立場にあった。

セドゥリウス・スコトゥス()は、アイルランド人の教師、ラテン語文法家、聖書注釈者。9世紀に生きた。セドゥリウスは若セドゥリウスと呼ばれることもあるが、それはコエリウス・セドゥリウス(5世紀の詩人)と区別するためである。

ジョン・マンデヴィル(Sir John Mandeville、? - 1372年11月12日?/11月17日?)は、中世イングランドの騎士。中東、インド、中国、ジャワ島、スマトラ島の見聞録『東方旅行記(マンデヴィル旅行記)』の著者として知られる。

ブリテンのトマ(英語: Thomas of Britain、仏語: Thomas d'Angleterre, アングルテールのトマとも)は、12世紀の詩人。トリスタンとイゾルデ伝説の作品の一つである古フランス語の詩『トリスタン』を書いたことで知られる。

アイルハルト・フォン・オベルク(Eilhart von Oberg , 中高ドイツ語ではOberge)は、12世紀後半のドイツの詩人。中高ドイツ語のロマンス『トリストラント』(Tristrant)で知られる。

熊のジャン(くまのジャン、)・クマのジャン、熊の子ジャン、熊息子ジャンは、フランス等の口伝口承民話(伝説)に登場する半熊半人。または、この怪力の主人公の冒険譚。ヨーロッパ各地に広がっており、特にピレネー地方との結びつきが濃いとされる。

黄金伝説』(おうごんでんせつ、『レゲンダ・アウレア』 または 『レゲンダ・サンクトルム』 )は、ヤコブス・デ・ウォラギネ(1230頃 – 98)によるキリスト教の聖人伝集。1267年頃に完成した。

ノートカー3世(Notker III. 950年頃 トゥールガウ - 1022年6月28日 ザンクト・ガレン)は、ベネディクト会の修道士で、ザンクト・ガレン修道院付属学校の教師。中世において、最初にアリストテレスの注釈を行った人物である。

アングロ・サクソン文学のなぞかけとは、アングロ・サクソン人の文学作品にみられる謎かけである。最も有名なものはエクセター本に収録されているアルドヘルムの話とレイデンの話である。これらは古英語で書かれているが、ラテン語で書かれたものもアングロ・サクソン人によるものと考えられている。

グンテル(グンター、)は、ゲルマンの伝説に登場するブルグント人の王である。北欧の伝承ではグンナル()という。

ゴリアール(ゴリアード、ゴリヤード、ゴリャード、Goliards)は、12世紀と13世紀に酒好きのラテン語風刺詩を書いた聖職者の集団のこと。

トルバドゥール(Troubadour)、トゥルバドゥールは、中世のオック語抒情詩の詩人、作曲家、歌手のこと。リムーザン、ギュイエンヌ(Guyenne)、プロヴァンス、さらに、カタルーニャ、アラゴン王国、ガリシア、イタリアで活躍した。