江 朝宗(こう ちょうそう)は、清末・中華民国の政治家・軍人。初めは北京政府に属した。後に中華民国臨時政府など親日政権に与している。字は宇澄。号は雨丞。

高 凌霨(こう りょうい)は清末、中華民国の政治家。字は澤畬。号は蒼松。北京政府では直隷派に近く、国務総理代理などを務めた高官である。また、後に親日政権である中華民国臨時政府に参加した。

曹 汝霖(そう じょりん)は、清末民初の政治家。北京政府の政治家で、安徽派に近い「新交通系」と呼ばれる派閥の要人である。字は潤田。

張 燕卿(ちょう えんけい、1898年 - 1969年)は、中華民国、満州国の政治家。字は耐甫。父は、清末の政治家・張之洞。弟は張仁蠡、甥は張厚琬(ただし、燕卿の方が年下)で、いずれも中華民国の政治家。姪(仁蠡の娘)は張厚粲(心理学者・中国人民政治協商会議全国委員会委員)。

湯 爾和(とう じわ、1878年〈光緒4年〉 - 1940年〈民国29年〉11月8日)は中華民国の政治家・医師。北京政府の要人。後に中華民国臨時政府に参加し、議政委員長などをつとめた。名は槱だが、字の爾和で知られる。別の字は調鼐。

王 揖唐(おう ゆうとう)は、清末民初の政治家・軍人。安徽派の政治家として安福倶楽部を指導する。後に中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)に参加した。旧名は志洋。字は慎吾・什公。

呉 賛周(ご さんしゅう)は、中華民国の軍人・政治家。北京政府、直隷派の軍人。後に中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)華北政務委員会の要人となった。

呉 佩孚(ご はいふ)は清末民初の軍人・政治家。北洋軍閥直隷派の有力指導者の1人である。字は子玉。

鮑 観澄(ほう かんちょう)は中華民国、満州国の政治家・外交官。北京政府、直隷派、奉天派の政治家で、後に満州国に参加した。旧名は啓元。字は冠春。

張 孝栘(ちょう こうい、1881年 - 没年不詳)は中華民国の司法官・法学者。字は棣生。別号は逖省。

董 康(とう こう)は中華民国の政治家・法学者。北京政府の要人。後に中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)にも参加した。旧名は寿金。字は授経。号は誦芬主人。

殷 同(いん どう、1889年〈光緒15年〉 - 1942年〈民国31年〉12月30日)は、中華民国の政治家・軍人。北京政府、国民政府に属した。後に親日政権である中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)でも要人をつとめた。字は桐声。

汪 時璟(おう じけい、1887年〈光緒13年〉 - 1952年8月12日)は、中華民国の政治家・銀行家。字は翊唐。中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)華北政務委員会において、財政関連の要職についた。

王 緒高(おう しょこう、1890年〈光緖16年〉 - 1951年)は、中華民国の官僚・政治家。中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)華北政務委員会において各職を歴任した。

温 世珍(おん せいちん)は中華民国の政治家・外交官。北京政府時代には、対外交渉の職に主につく。後に中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)で要職をつとめた。字は佩珊。

夏 粛初(か しゅくしょ、1889年〈光緖15年〉 - 没年不明)は、中華民国の官僚・実業家。別号は旭初。中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)華北政務委員会の要人。呉甌・李元暉と共に、王揖唐側近の部下と目された。

許 修直(きょ しゅうちょく)は中華民国の政治家。旧名は卓然。字は西渓。

周 竜光(しゅう りゅうこう、、1885年(清光緒11年) - ?)は、中華民国の政治家。字は二為。

祝 惺元(しゅく せいげん)は中華民国の外交官・官僚・政治家。字は硯渓。北京政府・国民政府では外務官僚を務めた。後に中華民国臨時政府や南京国民政府(汪兆銘政権)華北政務委員会で各職を歴任している。

蘇 体仁(そ たいじん)は中華民国の政治家。山西派に属する。後に中華民国臨時政府、南京国民政府(汪兆銘政権)に参加した。字は象乾。