彭祖(ホウソ、拼音：Péng Zǔ)は、中国の神話の中で長寿の仙人であり、伝説の中では南極老人の化身とされており、八百歳の寿命を保ったことで有名である。姓は彭で、名は翦であり、籛鏗ともいう。

雷震子(らいしんし)は古代中国周王朝の始祖・文王(姫昌)の第百子である。『武王伐紂平話』や『春秋列国志伝』、『封神演義』などの小説に登場するが、『史記』などの歴史書には記述がなく、伝説上の人物であるとの見方が主流。

呂 尚(りょ しょう、Lü Shang)は、紀元前11世紀ごろの古代中国・周の軍師。丁公と邑姜の父、後に斉の始祖。姓は姜、氏は呂、字は子牙もしくは牙、諱は尚とされる。

左 慈(さ じ、)は、中国後漢時代末期の方士。字は元放()。揚州廬江郡の人。正史では『後漢書』82巻方術列伝下に伝記がある。そのほか『捜神記』『神仙伝』などに詳しい。

東方 朔(とうぼう さく、拼音：Dōngfāng Shuò、紀元前154年 - 紀元前93年)は、前漢の武帝時代の政治家。字は曼倩。平原郡厭次県(現在の山東省浜州市恵民県)の人。

邢 和璞(けい わはく、生没年不詳)は、唐代玄宗時期に仕えた道士。占術に長け、竹の算木を使い、人の吉兆や姓名、寿命をよく当てた。老子の学問を好み、著作に『潁陽書』がある。

孫 思邈(そん しばく、? - 682年)は、中国唐代の医者・道士。生年は541年、581年とも。中国ないし世界史上有名な医学者・薬物学者、薬王とも称される。

張 果(ちょう か、？～742年)は、中国の代表的な仙人である八仙の一人。敬称を込めて、「張果老」と呼ばれる。唐の玄宗時期に宮廷に招かれ、様々な方術を見せた。天宝年間に尸解(死んで肉体から解脱し、仙人になる)したといわれる。正史にも名を連ね、多くの伝承を残している。

羅 公遠(ら こうえん、生没年不詳)は、唐代玄宗時期に仕えた道士。『新唐書』では羅思遠とするが、唐代の伝奇小説では羅公遠とされる。彭州九隴県の出身。

菅原 道真(すがわら の みちざね、承和12年6月25日〈845年8月1日〉- 延喜3年2月25日〈903年3月26日〉)は、日本の平安時代の貴族、学者、漢詩人、政治家。参議・菅原是善の三男。官位は従二位・右大臣。贈正一位・太政大臣。

七天女(しちてんにょ)は、中国神話に登場する、遥か昔に黄帝を助ける七人の天女。

西王母(せいおうぼ、さいおうぼ)は、中国で古くから信仰された女仙、女神。姓は緱(あるいは楊)、名は回、字は婉姈、一字は太虚。

素女(そじょ)は、道教における女仙の一人である。音楽の女神である。紀元後から道教関連の書籍で房中術の精通者の代表とされている故、それに関する道教の文献にも登場する。なお、素は白であり玄は黒であるが、玄女とともに陰陽の術を司る。

百花仙子(ひゃっかせんし)は、中国神話に登場する蓬萊山に住む仙女。李汝珍による伝奇小説『鏡花縁』でも登場する。百人の花の精に統括する花神。西王母の蟠桃宴会に出かけ、そこで百鳥大仙や百獣大仙が召集された、余興に奇鳥や仙獣たちを歌わせ舞わせたので、百花も一斉に咲かせて見せる。

黄初平(こう しょへい、328年 - 386年?)は、中国東晋の仙人。「黄」は「皇」と書く場合がある。黄大仙(道教系寺院)に本尊として祀られる。

陳 摶(ちん たん、872年 - 989年8月25日)は、五代十国から北宋にかけての道士。しばしば仙人と見なされる。字は図南。自ら扶揺子を号したが、北宋の太宗が希夷先生の号を贈ったため、陳希夷(ちん きい)とも呼ばれる。

法道(ほうどう)は、インドの仙人。鉄の宝鉢を持っていたことから、空鉢(くはつ-)、空鉢仙人(からはちせんにん)とも呼ばれる。

劉 海蟾(りゅう かいせん、生没年不詳)は、五代後梁の人。諱は操、字は宗成。海蟾子という道号を持つ。別に名は玄英、劉海などの伝もある。幽州幽都県(現在の北京市南西部)の人。

張 三丰(ちょう さんぽう、、、、1247年 - ?)は、南宋・元・明代に生きた遼陽府懿州出身の道士・仙人。字は君宝。幼名は全一。日本においては張 三豊とも表記される。伝説的な人物で、存在したかどうかは定かでない。

于 吉(う きつ、？ - 200年)は、中国後漢末期の道士。徐州琅邪郡の出身。『三国志』呉書「孫策伝」注の『江表伝』『志林』『捜神記』に記述がある。