太武帝(たいぶてい)は、北朝北魏の第3代皇帝。第2代明元帝の長男。字の仏狸は古代テュルク諸語ので、狼を意味する。諱は拓跋燾(たくばつ とう)。

恭帝(きょうてい)は、北朝西魏の第3代(最後)の皇帝。また、拓跋氏最後の皇帝でもある。元の姓諱は元廓(げん かく)、のち拓跋姓に復古して拓跋廓(たくばつ かく)。

元 釗(げん しょう)は、北朝北魏の皇帝。幼主と呼ばれるが、正史では正統な皇帝に認められていない。西魏の文帝の甥にあたる。528年2月、北魏の孝明帝が生母の胡太后の手の者に毒殺された。

献文帝(けんぶんてい)は、北朝北魏の第5代皇帝。

孝静帝(こうせいてい)は、北朝東魏唯一の皇帝。姓は元、諱は善見(ぜんけん)。

孝文帝(こうぶんてい、467年10月13日 - 499年4月26日)は、北朝北魏の第6代皇帝(在位：471年9月20日 - 499年4月26日)。諱は宏。孝文帝の時代に北魏宗室の姓は拓跋から元に改められた。

孝明帝(こうめいてい)は、北朝北魏の第8代皇帝。宣武帝の次男。

宣武帝(せんぶてい)は、北朝北魏の第7代皇帝。

文成帝(ぶんせいてい)は、北朝北魏の第4代皇帝。太武帝の皇太子であった拓跋晃の長男。

明元帝(めいげんてい)は、北朝北魏の第2代皇帝(在位：409年 - 423年)。

元 恭(げん きょう、498年 - 532年)は、北朝北魏の第11代皇帝(在位：531年 - 532年)。『魏書』においては前廃帝、『北史』においては節閔帝と呼ばれている。即位前の王号から広陵王とも呼ばれる。字は脩業。

孝荘帝(こうそうてい、507年 - 531年、在位：528年 - 530年)は、北朝北魏の第9代皇帝。姓は元、諱は子攸。彭城王元勰の三男で、第6代皇帝孝文帝の甥にあたる。母は正室の李媛華。

孝武帝(こうぶてい、510年 - 535年、在位：532年 - 535年)は、北朝北魏の第13代(最後の)皇帝。姓は元、諱は脩(修とする史料もある)。第7代皇帝宣武帝の甥。『魏書』では出帝と記載される。

道武帝(どうぶてい)は、北朝北魏の初代皇帝。諱は拓跋珪(たくばつ けい)。別名は渉珪、什翼圭、翼圭、開。

廃帝(はいてい)は、北朝西魏の第2代皇帝。姓は元、諱は欽(きん)。文帝の長男。母は孝文帝の外孫でもある皇后乙弗氏。

文帝(ぶんてい)は、北朝西魏の初代皇帝。姓は元、諱は宝炬(ほうきょ)。北魏の京兆王元愉の三男。

拓跋 余(たくばつ よ)は、北朝北魏の第3代太武帝の末子。太武帝の死後に即位したが、正統な皇帝として認められず、王号で南安王と呼ばれる。

元 曄(げん よう、生年不詳 - 532年)は、北朝北魏の第10代皇帝(在位：530年 - 531年)。諡号や廟号はなく、廃位後の王号で東海王と呼ばれる。字は華興。曾祖父は太武帝の長男で皇太子の拓跋晃(恭宗景穆帝)。祖父は南安王拓跋楨(文成帝の弟)。

元 朗(げん ろう、513年 - 532年)は、北朝北魏の第12代皇帝(在位：531年 - 532年)。諡号や廟号を贈られなかった廃帝の一人で、後廃帝(こうはいてい)、あるいは安定王(あんていおう)と呼ばれる。字は仲哲。

孝明帝の女児 (こうめいていのじょじ、中国語：元姑娘) は、北魏の皇帝。