衛 綰(えい わん、? - 紀元前130年)は、前漢の人。代国大陵県の人。漢の文帝・景帝・武帝に仕えて丞相に至った。

袁 盎(えん おう、生没年不詳)は、前漢の人。字は絲。兄は袁噲。兄の子は袁种。文帝・景帝に仕えた。皇帝へ直言を発し続け、篤く信頼された。

賈 誼(か ぎ、紀元前200年 - 紀元前168年)は、前漢の政治家・思想家・文学家。河南郡雒陽県の人。後漢の賈逵はその末裔にあたる。

夏侯 嬰(かこう えい、? - 紀元前172年)は、秦から前漢にかけての武将。劉邦の部将。劉邦と同じく泗水郡沛県の人。

灌 嬰(かん えい、? - 紀元前176年)は、秦から前漢にかけての武将。

魏 勃(ぎ ぼつ、生没年不詳)は、前漢初期の武将。

魏 尚(ぎ しょう、生没年不詳)は、中国の前漢のときに北方辺境の防衛に尽くした地方官である。右扶風槐里県の人。雲中郡の郡守として匈奴を防ぎ、いったんは罷免されたが文帝14年(紀元前166年)に元に復帰した。

柴 武(さい ぶ、? - 紀元前163年)は、前漢の人。漢の高祖劉邦の下で働いた将軍。姓は柴と陳の二つが伝わっており、『史記』『漢書』において柴武、陳武という二つの呼び方が見られる。子は柴奇(陳奇)。

郅 都(しつ と、生没年不詳)は、前漢の景帝時代の酷吏と呼ばれた官吏の一人。または「蒼鷹」(獰猛な猛禽類)とも呼ばれて周りから恐れられた。

周 亜夫(しゅう あふ、? - 紀元前143年)は、前漢の武将・政治家。呉楚七国の乱において反乱軍を破る功績を上げた。

周 勝之(しゅう しょうし、生没年不詳)は、周勃(絳侯)の嫡子。周亜夫の兄。文帝の娘の昌平公主を娶る。ただし、周勝之との仲は悪かったと言われている。

周 勃(しゅう ぼつ、? - 紀元前169年)は、中国の秦末から前漢初期にかけての武将・政治家。子は世子の周勝之・条侯周亜夫・平曲侯周堅らがいる。爵位は絳侯。諡号は武侯。

淳于 意(じゅんう い、紀元前205年 - ?)は、前漢初期の医者。斉国臨菑県の人。斉国の太倉県長を務め、太倉公と呼ばれた。

審 食其(しん いき、拼音：Shěn Yì-jī、? - 紀元前177年)は、前漢の人。沛の人。

申 公(しん こう、生没年不詳)は、前漢初期の儒学者。名は培。

新垣 平(しんえん へい、? - 紀元前163年)は、前漢の文帝の時代にいた趙国の人物。

申屠 嘉(しんと か、? - 紀元前155年)は、前漢の人。梁郡睢陽県の人。漢の丞相に至った。

石 奮(せき ふん、紀元前219年 - 紀元前124年)は、前漢の人。父は趙の人だったが趙が滅んだため河内郡温県に移り、その後長安の戚里、茂陵の陵里と移住した。高祖劉邦から武帝の代まで仕えた。また「万石君」と呼ばれた。

宋 昌(そう しょう、生没年不詳)は、前漢の人。漢の文帝の側近。祖父は項羽に殺害された宋義。

中行 説(ちゅうこう えつ/ちゅうこう せつ、生没年不詳)は、前漢前期の宦官で、のち匈奴の老上単于の側近として仕えた人物。燕国の人。