献公(けんこう)は、春秋時代の単の君主。姓は姫、氏は単、名は蔑。

成公(せいこう)は、春秋時代の単の君主。姓は姫、氏は単、名は確。魯の昭公七年(紀元前535年)、単の献公は身近な者を捨てて、他国の者を重用した。冬十月辛酉、単の襄公・頃公の族人が単の献公を殺し、単の成公を擁立した。

頃公(けいこう)は、春秋時代の単の君主。魯の襄公三年(紀元前570年)春六月、単の頃公は晋の悼公・宋の平公・魯の襄公・衛の献公・鄭の釐公・の・邾の・斉の世子光は会盟した。己未日、鶏沢で会盟した。

襄公(じょうこう)は、春秋時代の単の君主。

靖公(せいこう)は、春秋時代の単の君主。魯の襄公十年(紀元前563年)、王室内でとが政権を争った。周の厲王は伯輿を支持し、王叔陳生は出奔し晋へ赴いた。靖公が王叔陳生の代替として卿士となり、王室を支えた。

単公(ぜんこう)は、単の君主。姓は姫、氏は単。名と字は不詳。殷末周初の人物で、周の文王・武王の殷征伐を補佐し、軍功を建立したため、殷人の故土上に国家を建立した。

単伯(ぜんはく)は、春秋時代の東周の王室の卿士。単の君主で名は不詳。紀元前693年(周の荘王四年、魯の荘公元年)夏、単伯は荘王の娘を斉の襄公への降嫁を見送った。

単伯 原父(ぜんはく げんふ)は、西周晩期の単の君主。姫姓で伯爵。名は原父。出土文物に単伯原父鬲があり、単伯原父の実在が示されている資料となっている。

単伯 昊生(ぜんはく こうせい)は、西周晩期の単の君主。姫姓で伯爵。名は昊生。出土文物に単伯昊生があり、単伯昊生の実在が示されている資料となっている。

武公(ぶこう)は、春秋時代の単の君主。魯の定公七年(紀元前503年)夏四月、単の武公・劉のは窮谷で尹氏に大敗させた。冬十一月戊午、単の武公・劉の桓公は周の敬王を迎え入れた。晋を通過するときにが敬王を送った。己巳、敬王が王城に入った。

平公(へいこう)は、春秋時代の単の君主。魯の哀公十三年(紀元前482年)夏、単の平公・晋の定公・呉王夫差・魯の哀公は黄池で会盟した。魯の哀公十六年(紀元前479年)夏、衛の荘公は鄢武子を派遣し、周王室に告げさせた。周の敬王は単の平公に接待させた。

穆公(ぼくこう)は、春秋時代の単の君主。姓は姫、氏は単、名は旗。