元貞独孤皇后(げんていどっここうごう)は、中国西魏の匈奴系軍人である独孤信の四女。唐の高祖李淵の母。隴西郡公李昞に嫁ぐ。年老いて病となるが、性格が気難しく、李家の夫人たちはみな恐れて介護しようとしなかった。

懿安皇后(いあんこうごう、? - 848年)は、唐の憲宗の貴妃で、穆宗の生母、敬宗・文宗・武宗の祖母。姓は郭氏(かくし)。祖父は安史の乱で大功を立てた郭子儀で、父は郭曖。母は代宗(憲宗の曽祖父)の娘である昇平公主。穆宗朝で皇太后、敬宗・文宗・武宗・宣宗朝で太皇太后とされた。

章敬皇后(しょうけいこうごう、713年 - 730年)は、唐の粛宗の側室で代宗の生母。姓は呉氏。

元献皇后(げんけんこうごう、? - 729年)は、唐の玄宗の妃嬪で粛宗の生母。皇后を追贈された。姓は楊氏。妃嬪として楊貴嬪とも呼ばれる。