渡来人(とらいじん)とは、古代に中国や朝鮮半島から日本に渡来した人々およびその子孫のこと。縄文時代ないし弥生時代にすでに日本へ渡来した人々がいたことが窺われ、また平安時代以降も日本に渡って来た人々はいたが、歴史上特に重要な意味をもつのは4世紀末から7世紀後半に移住した渡来人である。

渤海使(ぼっかいし)は、渤海より日本を訪問した使節である。727年秋から919年までの間に34回(または922年までの間に35回。このほか929年、後継の東丹国(契丹(後の遼)の封国)による派遣が1回)の使節が記録に残っている。

新羅使(しらぎし)とは、新羅より倭あるいは日本を訪問した公式の使節である。

膳 大丘(かしわで の おおおか)は、奈良時代の貴族・儒学者。姓は臣。名は大岡とも表記する。官位は外従五位下・大学博士。

津 主治麻呂(つ の すじまろ、生没年不詳)は、奈良時代の官人。姓は史。官位は正七位下・遣新羅使。

角 家主(つの の やかぬし、生没年不詳)は、奈良時代の貴族。姓は朝臣。官位は従五位下・諸陵頭。

諸 鞍男(もろ の くらお)は、奈良時代(8世紀)の豪族。姓は君。位階は従七位上。