薛 濤(せつ とう、768年 - 831年)は、中国・唐代中期の伎女・詩人。字は洪度。魚玄機とならび詩妓の双璧と称される。

陳 円円(陳圓圓、ちん えんえん、拼音:Chén Yuányuán、1623年 - 1695年)は、中国明代末期の美妓。秦淮八艶の一人。明末清初に活躍した軍閥武将呉三桂の妾(側室)。本姓は邢、諱は沅。字は畹芬。叛将呉三桂の心を奪った傾国の美女といわれ、その生涯は多くの伝説で包まれている。

鄭一嫂(ていいっそう、鄭氏とも、英語：Ching Shih、1775年 - 1844年)は、清朝の女海賊である。姓は石、名は陽、幼名は香姑である。元は妓女だったが、と結婚してから海賊となり、世間から「鄭一嫂」(鄭一の妻)と呼ばれるようになった。

賽 金花(さいきんか、1874年11月17日(同治13年10月9日)－1936年12月4日)は、清朝末期から中華民国初期の妓女。本名は趙彩雲。安徽省黟県上軸村生まれで後に蘇州に移る。妓女になった後に官僚の洪鈞に身請けされてその側室となった。

嬪薛氏(ひん せつし、? - 555年)は、中国の北斉の文宣帝高洋の嬪(側室)。もとは妓女であった。10代の頃、高岳(北斉の清河王)の家に一度輿入れしたが、結局別れた。その後、父がコネをつけて文宣帝に召され、深い寵愛を受けて嬪に封じられた。姉も後宮に入った。

潘 玉良(1895年6月14日 - 1977年6月13日)は中国江蘇省揚州生まれ、パリで活躍した中国人初の本格的な女性西洋画家。原名は張玉良。

李 師師(り しし)は、北宋末期の美妓。徽宗の妃嬪。

李 惜児(り せきじ、生没年不詳)は、明の景泰帝の寵妃。