一色 藤長(いっしき ふじなが)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武士。室町幕府の御供衆。通称は七郎。号は一遊斎。以心崇伝は甥にあたる(弟・秀勝の子)。

以心 崇伝(いしん すうでん、永禄12年〈1569年〉- 寛永10年1月20日〈1633年2月28日〉)は、安土桃山時代から江戸時代の臨済宗の僧。字は以心、法名が崇伝で、南禅寺金地院に住したため、金地院崇伝(こんちいん すうでん)とも呼ばれる。

一色 政照(いっしき まさてる)は、室町時代の武将。以下の記述は一色持範の子である一色七郎政照と三河国で活躍した一色七郎を同一人物と考えるが、同時期に京都で将軍近習として仕えながら地方で守護代(郡代)を務めるのは考えにくいとして、同じ通称の別人とする見方もある。

一色 持範(いっしき もちのり)は、室町時代の武将。式部一色家の祖。

一色 範風(いっしき のりかぜ)は、江戸時代前期の旗本。式部一色家当主。大和国小泉藩主片桐貞隆の三男。養父・一色範視の後妻が範風の姉妹であった縁で範視の養子となる。慶安3年(1650年)に養父の死去に伴って家督を相続し、石高2000石を継承する。

一色 範勝(いっしき のりかつ)は、安土桃山時代から江戸時代前期にかけての武士、旗本。式部一色家当主。以心崇伝は従兄弟。石高は2000石。

一色 範長(いっしき のりなが)は、江戸時代の旗本。式部一色家最後の当主。明暦3年(1657年)、父の死去により、生後間もなくして家督および石高2000石を相続するが、寛文5年(1665年)に夭折した。嗣子が無かったため、一色持範以来続いた式部一色家は無嗣断絶となる。

一色 範視(いっしき のりみ)は、江戸時代の旗本。式部一色家当主。石高2000石。『寛永諸家系図伝』では改名前の「範次」で記載されるが、『断家譜』より「範視」と後に改名したことが分かる。『寛政重修諸家譜』では範親。

一色 晴具(いっしき はるとも)は、室町時代から戦国時代にかけての武将。室町幕府奉公衆。式部一色家当主。