康正(こうしょう、天文3年(1534年) - 元和7年1月10日(1621年3月3日))は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけて活躍した仏師。七条仏所慶派21代。初め左京、のち民部卿を名乗る。大仏師大夫法印、東寺大仏師を務めるなど、この時代を代表する仏師である。

運賀(うんが、生没年未詳)は、 鎌倉時代の慶派仏師。号は大和君、別名に、雲賀、運雅。運慶の五男。

運慶(うんけい、生年不詳 - 貞応2年12月11日(1224年1月3日))は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活動した仏師である。慶派に属する。

栄快(えいかい、生没年未詳)は、鎌倉時代に活躍した慶派の仏師。快慶の弟子。定朝八代を称し、興福寺大仏師を継ぎ、東大寺及び薬師寺の大仏師を兼任したという。栄快が地蔵菩薩を製作した長命寺の本堂

快慶(かいけい、生没年不詳)は、鎌倉時代に活動した仏師。運慶とともに鎌倉時代を代表する仏師の一人である。この流派の仏師は多く名前に慶の字を用いるところから慶派と呼ばれる。快慶は安阿弥陀仏とも称し、その理知的、絵画的で繊細な作風は「安阿弥様」(あんなみよう)と呼ばれる。

覚円(かくえん、生没年未詳)は、鎌倉時代の慶派仏師。定覚の子(または弟子)で快慶の弟子。法橋。

行快(ぎょうかい、生没年未詳)は、鎌倉時代前期に活躍した慶派の仏師。快慶の高弟で、事実上の後継者である。

康円(こうえん、康縁、幸縁、承元元年(1207年) - 没年不詳)は、鎌倉時代の慶派仏師。大仏師、法眼。

康俊(こうしゅん、生没年不明)は、南北朝時代に活躍した慶派の東寺大仏師。幸俊(こうしゅん)とも。

湛慶(たんけい、承安3年(1173年) - 建長8年5月19日(1256年6月13日))は、鎌倉時代の慶派仏師。運慶のもうけた男子、次男康運、三男康弁、四男康勝など皆、仏師になったが、なかでも嫡男の湛慶は、運慶、快慶とならぶ大家として知られる。

長快(ちょうかい、生没年未詳)は、 鎌倉時代の慶派仏師。

肥後別当定慶(ひごべっとうじょうけい、元暦元年(1184年)? - 没年不詳(建長8年(1256年)以後))は、鎌倉時代の仏師。慶派、康慶の弟子といわれるが、運慶の次男康運が改名したという見方が有力である(後述)。

松本 明慶(まつもと みょうけい、1945年〈昭和20年〉6月23日 - )は、京都市生まれの現代日本の仏師。慶派に属するとされる椿井仏所の流れを汲み、「平成の名仏師」と称される。