廕昌(いんしょう)は、清末民初の軍人・外交官。字は午楼、五楼。満州正白旗人。清の最末期に陸軍大臣をつとめた人物である。また、北京政府でも参謀総長となった。

王 士珍(おう しちん)は、清末民初の軍人・政治家。段祺瑞・馮国璋とともに「北洋新軍三傑」と称された人物である。北京政府では国務総理も務めた。字は聘卿。号は冠喬、冠儒。

王 占元(おう せんげん)は、清末民初の軍人。北京政府、直隷派の有力者で、湖北省を統治した。李純、陳光遠と共に「長江三督」の1人とされる。字は子春。

王 廷楨(おう ていてい)は、清末民初の軍人。北洋系の軍人。北京政府、直隷派に属したが、後に安徽派に転じた。字は子銘、子明。

何 宗蓮(か そうれん)は清末民初の軍人。北洋系の軍人。中華民国最初期に察哈爾(チャハル)都統をつとめた。晩年は起業や慈善事業に取り組んでいる。字は春江。

顧 忠琛(こ ちゅうちん)は、清末民初の軍人・政治家である。南京国民政府(汪兆銘政権)の要人。

徐 紹楨(じょ しょうてい)は清末民初の軍人。辛亥革命では革命派に属し、護法運動以降も孫文(孫中山)を補佐した。字は固卿。祖籍は浙江省杭州府銭塘県。なお「徐紹禎」の表記は誤りである。

曹 錕(そう こん)は清末民初の軍人、政治家。北洋軍閥直隷派の指導者の1人。第5代中華民国大総統。陸軍上将。字は仲珊。

段 祺瑞(だん きずい、トワン チールイ、1865年3月6日〈同治4年2月9日〉 - 1936年〈民国25年〉11月2日)は、清末民初の軍人・政治家。馮国璋・王士珍とともに「北洋の三傑」と称された。字は芝泉、晩年の号は正道居士。

段 芝貴(だん しき)は、清末民初の軍人。北京政府、安徽派の有力軍人である。字は香岩。

端方(たんほう、Duanfang、1861年 - 1911年)は、清末の官僚。字は午橋、号は匋斎。

張 懐芝(ちょう かいし)は清末民初の軍人。北洋系で、北京政府の中でも主に安徽派に属した。字は子志。

張 勲(ちょう くん、1854年1月31日〈咸豊4年12月14日〉 - 1923年〈民国12年〉9月12日)は、清末民初の軍人・政治家。革命後も清朝に忠節を尽す。字(あざな)は少軒。号は松寿老人。

趙 声(ちょう せい)は清末の軍人、革命運動家。初名は毓声、字は伯先。

黎 元洪(れい げんこう)は、清末民初の軍人・政治家である。第2代、4代中華民国大総統。字は宋卿。

胡 景伊(こ けいい)は、清末、中華民国の軍人。川軍(四川軍、四川派)の指導者の1人。字は文瀾。

呉 佩孚(ご はいふ)は清末民初の軍人・政治家。北洋軍閥直隷派の有力指導者の1人である。字は子玉。

朱 瑞(しゅ ずい)は、清末民初の軍人・革命家・政治家。清末は光復会の一員として活動。民国期における浙軍(浙江軍)の創始者、指導者の1人である。字は介人。

周 駿(しゅう しゅん)は中華民国の軍人。川軍(四川軍)に属し、袁世凱支持派である。字は吉珊。

石 星川(せき せいせん)は中華民国の軍人・政治家。湖北軍の軍人。後に中華民国維新政府、南京国民政府(汪兆銘政権)の要人となった。原名は承楷、字は敦人。号は漢舫、参人。