貞和公主(ていわこうしゅ、ジョンファコンジュ、)は、李氏朝鮮の初代国王李成桂の実姉であり、父の李子春とその正室の懿恵王后(もと登州人)の娘である。龍原府院君の趙仁璧と結婚する。

柳花夫人(りゅうかふじん/ユファブイン)は、河伯の娘。高句麗の建国者朱蒙の母。夫は解慕漱と金蛙王。『好太王碑』には「(朱蒙は)天帝の子、母は河伯の女郎」とある。『魏書』高句麗伝、『三国史記』高句麗本紀によると、河伯の女・柳花が室内に閉じ込められ、日光に感応、朱蒙を生んだ。

雉姫(ちひ、生没年不詳、)は、高句麗の第二代王瑠璃明王の後妻である。漢人。紀元前17年に瑠璃明王の王妃松氏が死亡し、瑠璃明王は新たに鶻川人の禾姫と漢人の雉姫の二人を後妻に迎えた。禾姫と雉姫は瑠璃明王の寵愛を競った。

楽浪公主(らくろうこうしゅ、ナンナンこうしゅ、、生年不詳 - 32年)は、「崔氏」という中国姓をもっている楽浪国国王(中国や日本の学界では楽浪国王とは楽浪郡太守のことと解される)の崔理の娘である。

美室(びしつ / ミシル、540年代? - 612年以後)は、新羅第24代真興王から第27代善徳女王治世期にかけて実在したとされる真骨の貴族女性。

召西奴(ソ・ソノ、、生年不詳 - 紀元前6年)は、高句麗王朱蒙の王妃。

扶余太后(ふよたいごう、、生没年不詳)は、高句麗王太祖大王の母親。扶余人。太祖大王は、瑠璃明王の息子である再思と扶余太后とのあいだに生まれた。

次妃(じひ、、生没年不詳)は、高句麗王大武神王の王妃。扶余人都頭王の妹。

礼氏夫人(れいしふじん、、生没年不詳)は、高句麗を建国した朱蒙の北夫余時代の妻、高句麗王瑠璃明王の母親。北夫余人。