通信国(つうしんこく)とは、江戸時代の鎖国下に日本と交渉を持った国のうち、江戸幕府と正式な国交があった朝鮮国(朝鮮王朝)と琉球王国の2か国を指す。

金 誠一(きん せいいち きん せいいつ、朝鮮読み:キム・ソンイル()、1538年(中宗33年) - 1593年(宣祖26年))は、李氏朝鮮の文官。字は士純、号は鶴峯。諡号は文忠公。義城金氏。

申 叔舟(シン・スクチュ、しん しゅくしゅう、永楽15年6月20日(1417年8月2日) - 成化11年6月21日(1475年7月23日))は、李氏朝鮮初期の政治家。字は泛翁。号は希賢堂あるいは保閑斎。諡号は文忠。本貫は高霊申氏。父は申檣。孫は申用漑。

宋 希璟(そう きけい、辛禑2年(1376年) - 世宗28年(1446年))は、李氏朝鮮の官僚。字は正夫、号は老松堂。世宗2年(1420年)、応永の外寇に係る回礼使として室町時代の日本に派遣され、『老松堂日本行録』を著した。

雨森 芳洲(あめのもり ほうしゅう、寛文8年5月17日(1668年6月26日) - 宝暦5年1月6日(1755年2月16日))は、江戸時代中期の儒者。諱は俊良、のち誠清(のぶきよ)、通称は藤五郎・東五郎、号は芳洲、字を伯陽、漢名として雨森東を名乗った。

李 顕相(イ・ヒョンサン、正字体：李顯相、、1770年6月14日 - 1822年7月14日)は、李氏朝鮮後期の文臣、詩人と画家、駅官。字は相之(サンクジ、상지、さんくじ)、号は太華(テワ、태화、てわ)。京畿道抱川生まれ。

洪致中(ホン チジュン、康熙6年(1667年) - 雍正10年6月23日(1732年8月13日))は李氏朝鮮の文官。号は北谷。本貫は南陽洪氏。1719年の第9回朝鮮通信使一行の正使をつとめた。

朴 瑞生(ぼくずいせい、パク・ソセン、生没年不詳)は李朝の官僚。字は汝祥。号は栗亭。本貫は慶尚道比安。

呉 允謙(オ・ユンギョム、1559年 - 1636年)は李氏朝鮮の文臣。字は汝益、号は楸灘、土塘、諡号は忠簡。本貫は海州呉氏。1597年に科挙に及第後、忠清道や江原道の観察使等を歴任した。

趙 泰億(チョ・テオク、1675年 - 1728年旧暦10月2日(11月3日))は李氏朝鮮の文臣。字は大年、号は謙齋、胎祿堂、諡号は文忠公。本貫は楊州。

尹 順之(ユン・スンジ、1592年 - 1666年)は李氏朝鮮の文臣。字は楽天、号は涬溟、諡号は尹君正。本貫は海平尹氏。祖父は尹斗寿、外祖父は沈義謙。