裴蘊(はい うん、? - 618年)は、中国陳および隋の政治家。本貫は河東郡聞喜県。隋の煬帝に重臣として仕えたが、後に宇文化及の反乱で殺された。

裴 忌(はい き、522年 - 594年)は、南朝梁から隋にかけての軍人。字は無畏。本貫は河東郡聞喜県。

裴 粛(はい しゅく、生没年不詳)は、北周から隋にかけての政治家。字は神封。本貫は河東郡解県。

裴 仁基(はい じんき、生年不詳 - 619年)は、中国の隋の軍人。字は徳本。本貫は河東郡聞喜県。子は裴行儼・裴行倹。

裴 政(はい せい、生没年不詳)は、南朝梁から隋にかけての軍人・法律家。字は徳表。本貫は河東郡聞喜県。

裴 世清(はい せいせい、生没年不詳)は、6世紀後半 - 7世紀前半の中国隋・唐代の官吏。本貫は河東郡聞喜県。隋の煬帝による命令で俀國(倭国)を訪れた使者として名が知られている。『隋書』では裴清と記されている。

裴 寂(はい せき、569年 - 629年)は、隋朝・唐朝の官人。初唐においては建国の功臣の一人とされた。字は玄真。本貫は河東郡聞喜県。祖父は裴融。父は絳州刺史の裴瑜。子は・裴法師ら。

裴 矩(はい く、武定5年(547年) - 貞観元年(627年))は、隋から唐初にかけて活躍した功臣。字は弘大、敬と諡される。裴世矩とも。本貫は河東郡聞喜県。父の裴訥之(裴譲之・裴諏之の弟)は北斉に仕えた。

裴 炎(はい えん、? - 684年)は、中国・唐および武周期の宰相。字を子隆。本貫は河東郡聞喜県(現在の山西省運城市聞喜県)。

裴 廷裕(はい ていゆう、生没年不詳)は、中国・唐末の文人である。字は膺余で、名は庭裕とも記される。本貫は河東郡聞喜県(現在の山西省運城市聞喜県)。

裴 度(はい ど、765年 - 839年)は、中国唐代の政治家で宰相を務めた。字は中立。

裴 休(はい きゅう、791年 - 864年)は、中国・唐中期の政治家。字は公美。孟州済源県(現在の河南省済源市)の出身で、本貫は河東郡聞喜県(現在の山西省運城市聞喜県)である。浙東観察使裴粛の次男に生まれる。

裴 行倹(はい こうけん、武徳2年(619年) - 永淳元年4月28日(682年6月9日))は、中国の唐初の官僚・武将。字は守約。本貫は河東郡聞喜県。父は裴仁基。兄は裴行儼。正妻は陸氏(陸爽の娘)。継室は厙狄氏。子は裴貞隠・裴趍玄・裴義玄・裴悟玄・裴延休・裴慶遠・裴光庭。

裴 松之(はい しょうし、372年 - 451年)は、中国の東晋末・南朝宋初の政治家・歴史家。字は世期。本貫は河東郡聞喜県(現在の山西省運城市聞喜県)。祖父は裴昧。父は裴珪。陳寿の『三国志』の「注」を付した人物として知られる。自身の伝は『宋書』・『南史』二史にある。

裴 頠(はい ぎ、泰始3年(267年) - 永康元年4月3日(300年5月7日))は、中国西晋時代の政治家・思想家。字は逸民。本貫は河東郡聞喜県。裴秀の次男である。

裴 秀(はい しゅう)は、中国三国時代の魏、及び西晋の政治家・学者。字は季彦。本貫は司州河東郡聞喜県。父は裴潜。子は裴濬・裴頠。妻は郭配(郭淮の弟)の娘。

裴 恵昭(はい けいしょう、? - 建元2年7月24日(480年8月15日))は、南朝斉の武帝蕭賾の皇太子時代の正妃。皇后に追封された。本貫は河東郡聞喜県。

裴 迪(はい てき、生没年不詳)は、五代後梁の武将。本貫は河東郡聞喜県。

裴 譲之(はい じょうし、生没年不詳)は、東魏から北斉にかけての官僚・文人。字は士礼。本貫は河東郡聞喜県。

裴 瑗(はい えん、467年 - 539年)は、北魏から東魏にかけての官僚。字は珍宝。本貫は河東郡聞喜県。