河越尼(かわごえのあま、生没年不詳)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての女性御家人。比企掃部允と比企尼の次女。武蔵国の豪族、河越重頼の妻。頼朝の嫡男頼家の乳母。実名は不明。娘に源義経の正室(郷御前)がいる。

郷御前(さとごぜん、仁安3年〈1168年〉 - 文治5年閏4月30日〈1189年6月15日〉)は、平安時代末期、鎌倉時代初期の女性。武蔵国の豪族、河越重頼の娘。母は源頼朝の乳母である比企尼の娘、河越尼。源義経の正室。

河越 重員(かわごえ しげかず)は、鎌倉時代前期の武蔵国入間郡河越館の武将。鎌倉幕府御家人。河越重頼の三男。姉に源義経の正室・郷御前がいる。

河越 重時(かわごえ しげとき)は、鎌倉時代前期の武蔵国入間郡河越館の武将。鎌倉幕府御家人。河越重頼の次男。姉に源義経の正室・郷御前がいる。

河越 重房(かわごえ しげふさ)は、平安時代末期の武蔵国入間郡河越館の武将。河越重頼の嫡男。姉妹に源義経の正室である郷御前がいる。

河越 重頼(かわごえ しげより)は、平安時代末期の武蔵国入間郡河越館の武将。新日吉社領である河越荘の荘官。桓武平氏の流れを汲む秩父氏の一族に属し、武蔵国の最大勢力であった。

河越 高重(かわごえ たかしげ)は鎌倉時代末期から南北朝時代の武蔵国の国人。武蔵河越氏当主。河越貞重の子。河越直重の父。河越館主。

河越 直重(かわごえ ただしげ / なおしげ)は南北朝時代から室町時代初期の武蔵国の国人。武蔵平一揆の中心人物の一人。武蔵河越氏最後の当主。河越高重の子。河越館城主。

葛貫 能隆(つづらぬき/くずぬき よしたか)は、平安時代後期の武蔵国の武将・豪族。秩父重隆の嫡男。河越能隆とも称す。

河越 貞重(かわごえ さだしげ)は鎌倉時代末期の武蔵国入間郡河越館の武将。鎌倉幕府御家人。武蔵河越氏の当主。河越宗重の嫡男とされるが、『常楽記』によると、宗重は文永8年生まれで貞重と一歳しか違わないため、両者は親子ではなく兄弟と考えられる。その場合、貞重の父は河越経重となる。

師岡 重経(もろおか しげつね)は、平安時代末期から鎌倉時代初期にかけての武将。武蔵国師岡保(現在の横浜市港北区師岡町にあった師岡郷を中心に、鶴見郷(鶴見区)、青木村(神奈川区)、小帷郷(川崎市麻生区)など広範囲に及ぶ)を本拠地とする鎌倉幕府の御家人。葛貫能隆の三男で、河越重頼の弟。

河越 経重(かわごえ つねしげ)は、鎌倉時代中期の武蔵国河越館の武将。鎌倉幕府御家人。河越泰重の嫡男。

河越 宗重(かわごえ むねしげ)は、鎌倉時代後期の武将。鎌倉幕府御家人。父は河越経重。鎌倉幕府御家人。河越氏当主。河越出羽入道とも。

河越 泰重(かわごえ やすしげ)は、鎌倉時代中期の武蔵国入間郡河越館の武将。鎌倉幕府御家人。河越重時の嫡男。河越氏当主。

河越 兼字(かわごえ かねな、1628年 - 1703年)は江戸時代の地下官人・有職家。源兼字、兼字王、当兼王、清原賢充、中原賢充とも。ただし源兼字、兼字王、清原賢充の名前は後世の資料にしか見えない。

河越 賢在(かわごえ かたあき、1614年 - 没年不明)は江戸時代の地下官人・有職家。伊勢使王・河越重忠(兼任王)の子で明経博士・舟橋秀賢と兵庫頭・河越教重の養嗣子。官位は従五位下・兵庫頭。史料によっては中原朝臣賢在とも記される。