康 僧鎧(こう そうがい、 [サンガヴァルマン]、生没年不詳)は、中国三国時代の魏の訳経僧である。天竺(インド)出身の僧と伝えられているが、康の字から西域の康国・康居国の出身とする説もある。三蔵法師。「僧伽跋摩」(そうぎゃばつま)と音写する。

善導(ぜんどう、)は、中国浄土教(中国浄土宗)の僧。「称名念仏」を中心とする浄土思想を確立する。姓は朱氏。「終南大師」、「光明寺の和尚」とも呼ばれる。

慧遠(えおん)は、中国の東晋時代、廬山に住んだ高僧。同名の隋代の慧遠と区別して廬山の慧遠とも呼ばれる。俗姓は賈氏。中国仏教史の重要人物の一人。

永明延寿(えいめい えんじゅ)は、中国の五代十国時代の法眼宗の僧。諡は宗照大師。俗姓は王。字は冲玄。号は抱一子。杭州余杭県の出身。『宗鏡録』を著し、後世に浄土教の蓮宗の第六祖に位置づけられ「禅浄一致」「教禅一致」を説いたことにされている。

世親(せしん、、蔵: )は、インド仏教瑜伽行唯識学派の僧である。世親はサンスクリット名である「ヴァスバンドゥ」の訳名であり、玄奘訳以降定着した。それより前には「天親」(てんじん)と訳されることが多い。

菩提流支(ぼだいるし、梵: )は、北インド出身の訳経僧。「菩提留支」とも表記する。北魏の都、洛陽で訳経に従事。大乗の経論を30部余り翻訳する。また漢訳して「道希」とも呼ばれる。

龍樹(りゅうじゅ、、、、、、)は、2世紀に生まれたインド仏教の僧である。龍樹とは、サンスクリットのナーガールジュナの漢訳名で、日本では漢訳名を用いることが多い。中観派の祖であり、蓮如以後の浄土真宗では八宗の祖師と称される。龍猛(りゅうみょう)とも呼ばれる。

雲棲祩宏(うんせい しゅこう、1535年 - 1615年)は、中国明代の高僧。浙江省杭州府仁和県の出身。

道綽(どうしゃく、ピンイン: )は、唐代の中国浄土教(中国浄土宗)の僧侶。俗姓は衛氏。「西河禅師」とも。浄土宗では、「浄土五祖」の第二祖とされる。浄土真宗では、七高僧の第四祖とされ「道綽襌師」と尊称される。

曇鸞(どんらん、)は、中国南北朝時代の僧である。中国浄土教の開祖とされる。浄土宗では、「浄土五祖」の第一祖とされる。浄土真宗では、七高僧の第三祖とされ「曇鸞大師」・「曇鸞和尚」と尊称する。

久保瀬 暁明(くぼせ ぎょうめい、、出生名：久保瀬マサオ、1905年 - 2000年3月29日)は、1944年にを創設した日系アメリカ人の仏教指導者。アメリカ合衆国のサンフランシスコに生まれたが、青年期の大部分を日本で過ごした。

蕅益智旭(ぐうやく ちぎょく、1599年 - 1655年)は、中国明末清初の高僧。俗姓は鍾氏。字は智旭。日本では智旭と呼ばれることが多い。蕅益大師とも呼ばれる。江蘇省蘇州府呉県瀆川の出身。中国浄土宗の第九祖に擬せられている。

大江 親通(おおえ の ちかみち, ? - 仁平元年10月15日(1151年11月24日))は平安時代後期の学生、在俗の仏教徒。『七大寺日記』、『七大寺巡礼私記』の作者とされ、これらは12世紀の奈良に関する貴重な資料である。