鄭 衆(てい しゅう、? - 83年)は、後漢初期の儒学者・政治家。字は仲師。古文の経典を学び、とくに『周礼』の注釈で知られる。大司農の官にのぼったために鄭司農とも呼ばれる。

鄭 虔(てい けん、生没年不詳)は、唐の玄宗時期の学者。本貫は滎陽郡開封県。玄祖父は鄭述祖(鄭道昭の三男)。高祖父は鄭叔武。曾祖父は鄭道授。祖父は鄭懐節。父は鄭鏡思。詩・書・画に長け、多くの著書をものしたが、貧困にあえいだ。

鄭 世翼(てい せいよく、生没年不詳)は、唐の文人。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 道昭(てい どうしょう、? - 516年)は、中国の南北朝時代の北魏の官吏・書家。字は僖伯(きはく)、号は中岳先生。本貫は滎陽郡開封県。六朝楷書の名手であり、鄭文公碑の作者として有名。

鄭 偉(てい い、515年 - 571年)は、北魏から北周にかけての軍人・官僚。小名は闍提。字は子直。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 羲(てい ぎ、生年不詳 - 492年)は、北魏の官僚。字は幼驎。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 儼(てい げん、生年不詳 - 528年)は、北魏の霊太后に仕えた寵臣。字は季然。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 孝穆(てい こうぼく、生没年不詳)は、北魏から北周にかけての政治家・軍人。『北史』では諱を道邕、字を孝穆とする。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 紹叔(てい しょうしゅく、464年 - 508年)は、南朝斉から梁にかけての政治家・軍人。字は仲明。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 先護(てい せんご、生年不詳 - 531年)は、北魏末の官僚・軍人。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 泰(てい たい、生没年不詳)は、中国後漢末期の政治家。司隷河南郡開封県の人。高祖父は鄭衆。曾祖父は鄭安世。祖父は鄭紼。父は鄭熙。弟は鄭渾。子は鄭袤。尚書侍郎・奉車都尉・議郎・揚州刺史を務めた。『後漢書』に伝がある。計略に優れた人物との評判があった。

鄭 仲礼(鄭仲禮、てい ちゅうれい、生年不詳 - 545年)は、東魏の人物。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 伯猷(てい はくゆう、486年 - 549年)は、北魏から東魏にかけての官僚。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 訳(鄭譯、てい やく、540年 - 591年)は、中国の北周・隋の官僚・政治家・音楽家。字は正義。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 長猷(てい ちょうゆう、生年不詳 - 512年)は、北魏の官僚・軍人。本貫は滎陽郡開封県。

鄭 豁(てい かつ、生没年不詳)は、五胡十六国時代の後燕の人物。字は君明。本貫は滎陽郡開封県。玄祖父は鄭渾。高祖父は鄭崇。父は後趙の侍中の鄭略。

鄭 沖(てい ちゅう)は、中国の後漢・三国時代・西晋の政治家。字は文和。本貫は司州滎陽郡開封県。

鄭 渾(てい こん、生没年不詳)は、中国後漢末期から三国時代にかけての政治家。字は文公。司隷河南尹開封県の人。兄は鄭泰。子は鄭崇。『三国志』魏志「任蘇杜鄭倉伝」に伝がある。