冉 閔(ぜん びん)は、五胡十六国時代の冉魏の初代天王。羯族の後趙の皇帝石虎の養孫だが、漢人である。石虎の死後、後趙から独立して冉魏を打ち立て、後趙の皇室や羯族を大量に殺した。冉閔は後趙の残党の石祗等と対立し、352年に前燕の慕容恪に捕らわれて殺された。

石 邃(せき すい、? - 337年)は、後趙の大趙天王石虎の最初の天王太子。字は大淵。幼名は阿鉄。母は最初の天王后鄭桜桃。

石 宣(せき せん、314年以降 - 348年)は、後趙の皇帝(天王)石虎の2番目の天王太子。母は2番目の天王后杜珠。

石 勒(せき ろく)は、五胡十六国時代の後趙の創建者。幼年は西晋の皇族に売られて奴隷にもなったが、反乱に協力して匈奴の漢(後の前趙)の有力な部将となった。319年、皇帝の劉曜と対立するようになると後趙を建国し、329年に劉曜を捕らえて前趙を滅ぼした。

石 琨(せき こん、? - 352年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。父は石虎。

石 沖(せき ちゅう、? - 349年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。父は石虎。

石 肇(せき ちょう、生没年不詳)は、五胡十六国時代後趙の皇族。後趙の初代皇帝石勒の弟。

石 斌(せき ひん、? - 349年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。父は石虎。母は斉氏。

石 苞(せき ほう、? - 349年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。父は石虎。

石 堪(せき かん、? - 333年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。元々の名は田堪といった。

石 宏(せき こう、? - 333年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。父は石勒。

石 生(せき せい、? - 333年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。後趙の初代皇帝石勒の養子。

石 韜(せき とう、? - 348年)は、五胡十六国時代後趙の皇族。父は石虎。

石 興(せき こう、生没年不詳)は、五胡十六国時代後趙の皇族。明帝石勒の長男。