高倉 福信(たかくら の ふくしん)は、奈良時代の公卿。氏姓は背奈公のち背奈王、高麗朝臣、高倉朝臣。高句麗王族と伝承される背奈福徳の孫。官位は従三位・弾正尹。

背奈 福徳(せな の ふくとく)は 、飛鳥時代の豪族。姓(カバネ)は伝わらない。第19代高句麗王・広開土王の後裔で、その七世の子孫である延興王(延典王)の子孫とする。

背奈 行文(せな の ゆきふみ)は、奈良時代の貴族・歌人。姓は公(キミ)のち王(コニキシ)。高句麗系渡来人である背奈福徳の子。官位は従五位下・大学助。

高麗氏(こまうじ、こまし)は、日本の氏族のひとつ。「狛」や「巨萬」とも表記されることがあった。__TOC__

背奈氏(せなうじ/し、肖奈氏とも)は、「背奈(肖奈)」を氏とする氏族。高句麗王家後裔の渡来系氏族である。姓は公(きみ)。のち王(こにきし)。高句麗滅亡により王族・背奈福徳が日本に亡命する。