斡啜(オジュ、生年不詳 - 皇統8年(1148年))は、金の皇族。女真名は兀朮(ウジュ)・烏珠(ウジュ)とも。漢名は宗弼。初代皇帝の太祖阿骨打(アクダ)の四男。

斡本(オベン)は、金の皇族。漢名は宗幹。太祖阿骨打(アクダ)の庶長子。母は側室の裴満氏(追尊光懿皇后)。爵位は遼王で、忠烈と諡された。

阿魯(アル、1088年 - 1150年)は、金の皇族。漢名は宗本。第2代皇帝の太宗呉乞買の子。

完顔 允中(かんがん いんちゅう、? - 1194年)は、金の第5代皇帝の世宗の庶長子。女真名は実魯剌または万僧。後に永中と改める。諡号は厲王。生母は元妃張氏。同母弟は越王完顔允功(完顔永功)。

烏帯(ウタイ、? - 1152年)は、金の皇族。漢名は宗言。第2代皇帝の太宗呉乞買の孫で、虞王阿魯補(宗偉)の子。

斡離不(オリブ)は、金の皇族。女真名は斡魯補(オルブ)とも。漢名は宗望。初代皇帝の太祖阿骨打(アクダ)の次男。金の名将として知られる。

訛里朶(オリド、寿昌2年(1096年) - 天会13年5月11日(1135年6月24日))は、金の皇族。漢名は宗輔、後に宗堯。初代皇帝の太祖阿骨打(アクダ)の五男。

訛魯観(オルゴン)は、金の皇族。漢名は宗雋。初代皇帝の太祖阿骨打(アクダ)の六男。

繩果(ジェンガ)は、金の皇族。漢名は宗峻。太祖阿骨打(アクダ)の三男。母は聖穆皇后唐括氏。爵位は汴王。

忒隣(テンリン、泰和2年(1202年)- 泰和3年5月24日(1203年7月11日))は、金の皇族。漢名は洪烈。生母は元妃李師児(李湘の娘)。

蒲魯虎(ブルフ、? - 1139年)は、金の皇族。漢名は宗磐。第2代皇帝の太宗呉乞買の長男。

完顔 宗秀(かんがん そうしゅう)は、金の皇族。字は実甫。女真名は廝里忽。

岐国公主(きこくこうしゅ、生没年不詳)は、モンゴル帝国の創始者チンギス・カンの側室の一人。第一次対金戦争の際に金朝が講和のためにチンギス・カンの妃として差し出した公主で、金朝の皇帝衛紹王の娘、梁王従恪の姉にあたる。

完顔 襄(かんがん じょう、天眷3年(1140年)- 泰和2年閏12月10日(1203年1月24日))は、金の皇族。女真名は唵。昭祖石魯(太祖阿骨打の曾祖父)の五世の孫。祖父は東南路都統の習古廼。

撒改(サガイ、生年不明 - 1121年)は、金の宗室。子に粘没喝(ネメガ、完顔宗翰)・(アラン、完顔宗憲)がいる。

劾者(ヘテェ)は、金の景祖烏古廼(ウクナイ)との長男で、金の世祖劾里鉢(ヘリンボ)・粛宗頗剌淑(ポラシェ)および穆宗盈歌(インコ)の長兄。