藤原 弟貞(ふじわら の おとさだ)は、奈良時代中期の皇族・貴族。左大臣・長屋王の子。初名山背王(やましろおう)のち臣籍降下して藤原朝臣姓となる。

賀茂女王(かもじょおう/かものおおきみ、生没年不詳)は、奈良時代後期の皇族・歌人。父は長屋王、母は側室の阿倍大刀自(中納言阿倍広庭の娘)。神亀5年(728年)頃、大伴三依(大納言大伴御行の子)に恋の歌を贈っている(万葉集4-556)。

円方女王(まどかたじょおう/まどかた の おおきみ)は、長屋王の王女。母は不詳で藤原長娥子とも智努女王とも言われる。天武天皇の曾孫。伊勢斎宮。

安宿王(あすかべおう/あすかべのおおきみ、生没年不詳)は、奈良時代の皇族。天武天皇の後裔で、左大臣・長屋王の五男。臣籍降下後の氏姓は高階真人。官位は正四位下・讃岐守。

膳夫王(かしわでおう、生年不詳 - 神亀6年2月12日(729年3月16日))は、奈良時代の皇族。名は膳王、膳部王とも記される。左大臣・長屋王の子。位階は従四位下。

黄文王(きぶみおう、きぶみのおおきみ)は、左大臣・長屋王の子。官位は従四位上・散位頭。橘奈良麻呂の乱に加担し、獄死した。

桑田王(くわたおう)は、長屋王の第二王子。母は吉備内親王、あるいは石川虫丸女とする説もある。神亀6年(729年)2月に父・長屋王が謀反の疑いをかけられ、長屋王、吉備内親王、膳夫王、葛木王、鉤取王らと共に縊死した(長屋王の変)。