津守 小黒栖(つもり の おぐるす、生没年不詳)は、奈良時代の防人・歌人。下野国の人。姓は宿禰。下野目・津守首古の子とする系図がある。天平勝宝7歳(755年)2月、防人として筑紫に派遣される。『万葉集』に1首入集。

商長 麻呂(あきおさ の まろ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。駿河国(現在の静岡県)の人。姓は首。商長氏(商長首)は商人の長を意味し、権衡(はかり)を掌った氏族。『新撰姓氏録』では上毛野氏の同族で多奇波世君の後裔とするが、渡来系氏族とする説もある。

玉作部 広目(たまつくりべ の ひろめ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。駿河国(現在の静岡県)の人。玉作部(たまつくりべ)とは、勾玉などの製作を生業とした部民をいう。天平勝宝7歳(755年)2月、防人として筑紫に派遣される。『万葉集』に1首入集。

丈部 黒当(はせつかべ の くろまさ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。遠江国佐野郡(現在の静岡県掛川市あたり)の人。丈部(はせつかべ/はせべ)とは、東国に広く分布する軍事的部民と考えられる。天平勝宝7歳(755年)2月、防人として筑紫に派遣される。『万葉集』に1首入集。

丈部 真麻呂(はせつかべ の ままろ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。遠江国山名郡(現在の静岡県袋井市)の人。

占部小龍(うらべ の おたつ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。常陸国茨城郡(現在の茨城県東茨城郡・西茨城郡あたり)の人。

丸子 大歳(まるこ の おおとし、生没年不詳)は、奈良時代の防人。姓は連。

丈部 大麻呂(はせつかべ の おおまろ、生没年不詳)は日本古代の奈良時代の防人。下総国印波郡(千葉県)の人 。姓は直。

丈部 川相(はせつかべ の かわあい、生没年不詳)は日本古代の奈良時代の防人。遠江国(静岡県)の人。

刑部 千国(おさかべ の ちくに、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

丈部 鳥(はせつかべ の とり、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

物部 乎刀良(もののべ の おとら、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

丈部 人麻呂(はせつかべ の ひとまろ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

他田舎人 大嶋(おさだのとねり の おおしま、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

神人部子忍男(みわひとべ の こおしお、生没年不詳)は、奈良時代の防人。名はかむとべ の こおしおともいう

今奉部 与曾布(いままつりべ の よそふ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

占部 虫麻呂(うらべ の むしまろ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

大田部 荒耳(おおたべ の あらみみ、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

大田部 足人(おおたべ の たりひと、生没年不詳)は、奈良時代の防人。

大田部 三成(おおたべ の みなり、生没年不詳)は、奈良時代の防人。