季 布(き ふ)は、中国の秦末から前漢初期にかけての武将。はじめ楚の項羽配下だったが、のちに劉邦に仕えた。

項 伯(こう はく、Xiàng Bó、? - 紀元前192年)は、中国の戦国時代末期から前漢初期にかけての政治家・武将。項燕の子で、兄弟 に項梁がいる。子は項睢(劉睢)。項羽の叔父であることや鴻門の会で劉邦を項荘から守ったことで知られる。。

陳 平(ちん ぺい、、? - 紀元前178年)は、中国秦末から前漢初期にかけての政治家・軍師。当初は魏咎・項羽などに仕官するものの長続きせず、最終的には劉邦に仕え、項羽との戦い(楚漢戦争)の中で危機に陥る劉邦を、さまざまな献策で救った。

英 布(えい ふ、、? - 紀元前196年)は、秦末から前漢初期にかけての武将・政治家。通称黥布(げいふ、)。楚漢戦争期の九江王。前漢初期の淮南王。六(りく、現在の安徽省六安市)の出身。

虞美人(ぐびじん、拼音：Yú Měi-rén、紀元前233年? - 紀元前202年?)は、秦末から楚漢戦争期にかけての女性。

項 羽(こう う、Xiàng Yǔ、紀元前232年 - 紀元前202年)は、秦末期の楚の武将。姓は項、名は籍、字が羽である。以下、一般に知られている項羽の名で記す。

項 梁(こう りょう、拼音：Xiàng Liáng、？ - 紀元前208年)は、中国秦代末期の武将・反乱指導者。陳勝・呉広の乱を引き継ぎ、秦に対する反乱を指揮したが、秦の章邯将軍に敗死した。項羽の叔父、楚の大将軍項燕の末子、項伯の兄弟。自ら武信君と称した。

周 蘭(しゅう らん、生没年不詳)は、楚漢戦争時代の楚の武将。項梁・項羽に仕えた。

鍾離 眜 / 鍾離 昩(しょうり ばつ、? - 紀元前201年)は、秦末から前漢初期にかけての武将。『史記』巻92・淮陰侯列伝や『漢書』韓信伝によれば、鍾離眜は伊廬の人である。

曹 咎(そう きゅう、拼音：Cáo Jiù、? - 紀元前203年)は、秦・楚に仕えた重臣。楚漢戦争期には諸侯にまでなり重きを成した。『史記』「項羽本紀」に記述がある。

范 増(はん ぞう、、紀元前277年 - 紀元前204年)は、秦末期の楚の参謀。居巣(現在の安徽省合肥市巣湖市)の人。『史記』によると項羽からは亜父(あふ、あほ、父に亜ぐの意)と呼ばれ敬愛されたが、劉邦側からの権謀術数により、最終的には項羽から離れて死んだ。

龍 且(りゅう しょ、生年不詳 - 紀元前203年)は楚漢戦争時代の楚の勇将。項梁・項羽に信任され戦功を挙げる。濰水の戦いにおいて漢の上将韓信に敗れ戦死した。

周 殷(しゅう いん、生没年不詳)は、楚漢戦争期の楚の項羽の武将で、大司馬に任じられた。

項 它 / 項 他 / 項 佗(こう た、? - 紀元前198年)は、秦末から前漢初期にかけての武将。項羽の従兄の子にあたる。

項 襄(こう じょう、? - 紀元前170年)は、秦末から前漢初期にかけての武将。項羽の一族で、項伯・項它らと共に項羽死後も生き残り、劉姓に改姓して漢の列侯に封ぜられた。