阿曇 比羅夫(あずみ の ひらふ)は、飛鳥時代の人物。名は比良夫とも書く。氏は阿曇氏(安曇氏)だが阿曇山背(安曇山背)と表記されるものもある。姓は連。冠位は大錦中。

犬養 五十君(いぬかい の いきみ)は、飛鳥時代の人物。姓は連。大化2年(646年)に失政を犯した国司の部下として咎められた。672年の壬申の乱では大友皇子(弘文天皇)の将として活躍したが、敗れて殺された。

朴市秦 田来津(えち の はた の たくつ)は、飛鳥時代の人物。氏は秦、朴市とも記される。姓は造。冠位は小山下。

智尊(ちそん)は、飛鳥時代の人物。旧仮名遣いでの読みは同じ。姓(カバネ)はなし。672年の壬申の乱の際、大友皇子(弘文天皇)側の将となり、瀬田の戦いで先鋒となったが、戦死した。『日本書紀』の瀬田の戦いの箇所に登場するのみで、系譜などは一切不明である。

秦 友足(はだ の ともたり)は、飛鳥時代の人物。姓はなし。

谷 塩手(たに の しおて)は、飛鳥時代の人物。姓は直。672年の壬申の乱での大友皇子(弘文天皇)側の将。

土師 猪手(はじ の いて)は、飛鳥時代の人物。氏姓は土師連、のち土師娑婆連(はじのさばのむらじ)。土師磐村の子。冠位は大仁。

穂積 百足(ほづみ の ももたり)は、飛鳥時代の人物。姓は臣。穂積咋の子で、子に虫麻呂がいたとする系図がある。672年の壬申の乱で、大友皇子(弘文天皇)のために倭京で兵を集めている際、敵兵に殺された。

坂合部 磐鍬(さかいべ の いわすき)は、飛鳥時代の貴族。名は石布・石敷(いわしき)とも記される。姓は連。冠位は小錦下。

能登 馬身龍(のと の まむたつ、生年不明 - 斉明天皇6年(660年)3月)は、飛鳥時代(7世紀後半)の豪族。姓は臣。