斛斯 政(こくし せい、生年不詳 - 614年)は、中国の隋の軍人。斛斯椿の孫にあたる。本貫は広牧郡富昌県。

乞四 比羽(きつし ひう、? - 698年)は、7世紀に大祚栄の父の乞乞仲象と共に渤海の建国を主導した靺鞨出身の人物。乞四比羽は高句麗滅亡後、唐の営州へ強制連行され、抑留生活を送った。

淵男生(えん だんせい、ヨン・ナムセン)。兄弟間の争いのために唐に帰順した後、高祖李淵の諱を避けて、泉姓を称した。

邢 顒(、生没年不詳)は、中国唐の学者であり、朝鮮氏族の晋州邢氏の始祖である。高句麗栄留王の求めに応じて、中国唐太宗が八学士の一人として平壌に派遣し、その後、高句麗に帰化した。

元鏡(げんきょう、)は、中国唐の翰林学士であり、朝鮮の氏族の原州元氏の始祖である。中国唐の太宗から高句麗に八学士の一人として朝鮮に派遣された。元鏡は、中国の原城出身であり、元々の名は元慶である。

康 虎景(カン・ホギョン、)は、『高麗史』や『』など朝鮮史書において遡ることができる高麗の初代王王建の最古の先祖であり、王建の7代先祖である。朝鮮の氏族の信川康氏の始祖である。康虎景は、中国陝西省京兆郡出身の康叔の次男の67代子孫である。

柳花夫人(りゅうかふじん/ユファブイン)は、河伯の娘。高句麗の建国者朱蒙の母。夫は解慕漱と金蛙王。『好太王碑』には「(朱蒙は)天帝の子、母は河伯の女郎」とある。『魏書』高句麗伝、『三国史記』高句麗本紀によると、河伯の女・柳花が室内に閉じ込められ、日光に感応、朱蒙を生んだ。

玉眞瑞()は、中国唐の翰林学士であり、朝鮮氏族の宜寧玉氏の始祖である。中国唐から高句麗に八学士の1人として派遣され、高句麗滅亡後新羅に入国し、国学教授を務め、宜春君に封ぜられ、文恵という諡号を受けた。

高麗 若光(こま の じゃっこう)は、奈良時代の豪族。高句麗の寶臧王の息子である。氏姓は高麗王(こま の こにきし)。官位は従五位下。

馮 弘(ふう こう、? - 438年)は、五胡十六国時代の北燕の第3代天王。

高 雲(こう うん、? - 409年)は、五胡十六国時代の後燕の皇帝、または北燕の初代天王。高句麗の王族の出身。後燕では慕容会の反乱を鎮圧する等の武功を立てて慕容宝の養子となり、慕容雲(ぼよう うん)と名乗った。

乙支文徳(いつし ぶんとく、6世紀後半ころ - 7世紀初頭ころ)は、高句麗の将軍であり大臣。「朝鮮最大の民族英雄の一人」「朝鮮では救国の英雄として今もたたえられている」とされる。

淵 蓋蘇文(えん がいそぶん、生年不詳 - 666年(宝蔵王25年))は、高句麗末期の大莫離支(テマクリジ・宰相)・将軍。泉蓋蘇文・泉蓋金とも記される。

高 照容(こう しょうよう、? - 496年)は、北魏の孝文帝の貴人(側室)。宣武帝の生母で、皇后として追尊された。高肇の妹、宣武帝の皇后高英のおばにあたる。

高 肇(こう ちょう、? - 515年)は、北魏の外戚。字は首文。文昭皇太后高照容(宣武帝の生母)の兄で、宣武帝の皇后高英の叔父である。本貫は渤海郡蓨県。

高 颺(こう よう、生没年不詳)は、北魏の宣武帝の外祖父。字は法脩。高句麗の出身。本貫は渤海郡蓨県。

明臨答夫(めいりんとうふ、67年? - 179年)は、高句麗の次大王・新大王時代の官僚。椽那部の皁衣(そうい、高句麗官位のひとつ)として『三国史記』に現れ、165年10月、暴虐の次大王を弑逆した。

阿道(あどう、生没年不詳)は、高句麗に仏教を伝えた中国東晋の僧。我道、阿頭、阿度とも呼ばれる。374年(小獣林王四年)に東晋から高句麗へ渡来した。インドもしくは西域に出自をもつとみられる。

高 英(こう えい、? - 518年)は、北魏の宣武帝の2番目の皇后。宣武帝の生母高照容の姪にあたる。

崔 毖(さい ひ、生没年不詳)は、中国西晋時代から五胡十六国時代にかけての武将・政治家。本貫は清河郡東武城県。曾祖父は後漢の中尉崔琰。