高向 玄理(たかむこ の くろまろ- 白雉5年〈654年〉)は、飛鳥時代の学者。名は黒麻呂とも記される。姓は漢人のち史。冠位は大錦上。

高向 国押(たかむく の くにおし)は、飛鳥時代の人物。名は国忍とも書く。姓は臣。高向宇摩の子とする系図がある。冠位は大花上(大宝律令制の正四位に相当)・刑部尚書。子に麻呂がいる。

高向 麻呂(たかむこ の まろ)は、飛鳥時代の公卿。名は摩呂とも書く。姓は臣のち朝臣。刑部尚書・高向国押の子。官位は従三位・摂津大夫。

高向 公輔(たかむこ の きみすけ)は、平安時代前期の貴族。官位は従四位下・讃岐権守。姓は朝臣。

高向 利春(たかむこ/ たかむく の としはる)は、平安時代前期の貴族・歌人。大内記・小野美材の養子。官位は従五位下・甲斐守。

高向 宇摩(たかむく の うま)は、飛鳥時代の豪族。姓は臣。

高向 大足(たかむく の おおたり、生没年不詳)は、飛鳥時代から奈良時代にかけての貴族 。摂津大夫・高向麻呂の子。官位は従五位上・民部少輔。

高向 色夫智(たかむく の しこぶち)は、飛鳥時代の貴族。名は色夫知とも記される。官位は従五位下・山背守。

高向氏(たかむくうじ)は、「高向」を氏とする氏族。姓は臣(おみ)後に朝臣(あそん)。石川氏同族である。