懿公(いこう、生年不詳 - 紀元前807年)は、魯の第10代君主。名は戯。武公の子で、武公の後を受けて魯国の君主となった。後に長兄の姫括の子の伯御を支持する魯国人によって懿公は殺害された。在位9年。

魏公(ぎこう、生年不詳 - 紀元前924年)は、魯の第5代君主。名は沸。幽公の弟で、幽公を殺害して即位した。在位50年。

献公(けんこう、生年不詳 - 紀元前855年)は、魯の第7代君主。名は具。厲公の弟で、厲公の後を受けて魯国の君主となった。在位32年。

考公(こうこう、生年不詳 - 前993年)は、魯の第2代君主。名は酋、世本は名を「就」とし、鄒誕は本名を「遒」とする。姫伯禽の子で、姫伯禽の後を受けて魯国の君主となった。

真公(しんこう、生年不詳 - 紀元前825年)は、魯の第8代君主。名は濞。献公の子で、献公の後を受けて魯国の君主となった。在位30年。

廃公(はいこう)と呼ばれた。

武公(ぶこう、生年不詳 - 紀元前816年)は、魯の第9代君主。名は敖。真公の弟で、真公の後を受けて魯国の君主となった。在位9年。武公9年の春、武公は長子の姫括や末子の姫戯とともに周の宣王の朝見を受けた。宣王は姫戯のことを気に入り、姫戯を魯国の太子に立てようとした。

幽公(ゆうこう、生年不詳 - 前973年)は、魯の第4代君主。名は宰。煬公の子で、煬公の後を受けて魯の君主となった。在位14年。弟の魏公に殺害された。

煬公(ようこう、生年不詳 - 前987年)は、魯の第3代君主。名は熙、または怡。考公の弟で、考公の後を受けて魯国の君主となった。在位6年。

厲公(れいこう、生年不詳 - 紀元前887年)は、魯の第6代君主。名は擢。魏公の子で、魏公の後を受けて魯国の君主となった。在位37年。

哀公(あいこう)は、魯の第27代君主。名は将。父は魯の第26代君主定公。

隠公(いんこう)は、魯の第14代君主。名は息姑。恵公の子で、『春秋左氏伝』の記載によると、生母は。

桓公(かんこう)は、春秋時代の魯の第15代君主。名は允、または軌。恵公の子で、隠公の弟。

僖公(きこう)は、魯の第19代君主。『春秋左氏伝』では「僖公」であるが、『史記』では「釐公」と表記される。名は申。荘公の庶子で、閔公の後を受けて魯国の君主となった。在位33年。

共公(きょうこう)は、魯の第31代君主。名は奮。穆公の子で、穆公の後を受けて魯国の君主となった。在位30年。

恵公(けいこう)は、魯の第13代君主。名は弗湟。孝公の子で、孝公の後を受けて魯国の君主となった。在位46年。

景公(けいこう)は、魯の第33代君主。名は匽。康公の子で、康公の後を受けて魯国の君主となった。在位21年。

頃公(けいこう)は、魯の最後の君主。名は讎。文公の子で、文公の後を受けて魯国の君主となった。

元公(げんこう)は、魯の第29代君主。名は嘉。悼公の子で、悼公の後を受けて魯国の君主となった。在位21年。魯国の政権は三桓といわれた季孫氏・孟孫氏・叔孫氏が掌握した。

孝公(こうこう)は、魯の第12代君主。名は称。武公の子。紀元前796年、周の宣王が諸侯の軍隊を率いて魯国を討伐し、伯御を殺害すると、懿公の弟である称を魯国の君主として立てた。在位27年。紀年は38年となる(伯御の即位が公認されず「伯御の即位元年」が「紀年上の孝公元年」となるため)。