也速真(イェスジン)は、高麗の第26代王・忠宣王の妃。モンゴル人であったが、モンゴル(元)の皇族ではなかった。高麗の第27代王・忠粛王を生んだ。没後に懿妃を贈位された。

エセン・ブカ(Esen buqa、也先不花、生年不詳 - 1309年)は、大元ウルスの政治家。モンゴルのケレイト部出身。

范 文虎(はん ぶんこ、? - 1301年)は、南宋や元に仕えた政治家、軍人。南宋の宰相の賈似道の娘婿にあたる。同時に范友信の従父でもある。

メリク・テムル(、生年不詳 - 大徳11年5月2日(1307年6月2日))は、モンゴル帝国の皇族。『集史』などのペルシア語史料ではマリク・ティームール()と記される。モンゴル高原の北西部に勢力を持ち、20年以上にわたってカイドゥ陣営の対元の最前線で戦い続けた。

葉仙鼐(ようせんだい、生年不詳 - 1306年)は、元の軍人・政治家。ウイグル人。

李 安社(り あんしゃ、? - 至元11年(1274年)12月)は、李氏朝鮮の初代君主・太祖李成桂の高祖父。李成桂が朝鮮を建国すると穆王と追尊し、太宗は廟号を穆祖(목조)、諡号を仁文聖穆大王(인문성목대왕)とした。

李 行里(り こうり、生没年不詳)は、元のダルガチ。李安社の四男。妻の貞淑王后崔氏の本貫は登州であり、登州で戸長を務めていた崔基烈()の娘である。

フラウエンロープ(Frauenlob)またはハインリヒ・フォン・マイセン(Heinrich von Meißen)(1250年-1260年頃 - 1318年)は、中世ドイツの詩人。

アルベルトゥス・マグヌス(Albertus Magnus, 1200年頃 - 1280年11月15日・ケルン)は大聖アルベルト (Saint Albert the Great)、ケルンのアルベルトゥスとも呼ばれる13世紀のドイツのキリスト教神学者である。

ケレスティヌス5世(Caelestinus V, 1210年頃 - 1296年5月19日)は、中世のローマ教皇(在位：1294年7月5日 - 12月13日)。修道士として有徳の人であったが、教皇空位の混乱を収拾するために政治的に一時的に「つなぎ役」の教皇として選出された。

ニコラウス3世(Nicholaus III, 1210年/1220年 - 1280年8月22日)は、ローマ教皇(在位：1277年 - 1280年)。オルシーニ家出身で、本名はジョヴァンニ・ガエターノ・オルシーニ(Giovanni Gaetano Orsini)。

ハドリアヌス5世(Hadrianus V, 1210年/1220年 - 1276年8月18日)は、ローマ教皇(在位：1276年)。本名はオットボノ・フィエスキ(Ottobono Fieschi)。インノケンティウス4世の甥に当たる。

フランソワ・グリマルディ(François Grimaldi, ? - 1309年)は、ゲルフ(教皇派)のジェノヴァ人。現在のモナコ公家・グリマルディ家の始祖として知られる。

パドヴァのマルシリウス(伊：Marsilio da Padova、羅：Marsilius Patavinus、英：Marsilius of Padua、1275年あるいは1280年、1290年 - 1342年あるいは1343年)は、中世イタリアの哲学者、神学者。

トガン(モンゴル語: , ラテン文字転写: , キリル文字転写: 、? - 大徳5年(1301年))は、元(モンゴル帝国)の皇族。『元史』などの漢文史料では脱歓、『集史』などのペルシア語史料では()と記される。

マンガラ(、? - 1280年)は、モンゴル帝国の王族。漢字表記は忙哥剌、『集史』のペルシア語表記では منكالا Mankqālā 。世祖クビライが皇后チャブイの間に設けた4人の嫡子のうちの三男。

ラオジャン(Laoǰang、、、? - 1310年)は、モンゴル帝国の皇族で、第5代皇帝クビライ・カアンの子の鎮南王トガンの長男。『元史』などの漢文史料では鎮南王老章、『集史』などのペルシア語史料ではلاوجانگ (Lāujāng) と記される。

エリーザベト・フォン・ケルンテン・ゲルツ・ウント・ティロル(Elisabeth von Kärnten, Görz und Tirol, 1262年頃 - 1313年10月28日)は、オーストリア公およびシュタイアーマルク公アルブレヒト1世の妻。

カイドゥ(、? - 1301年)は、13世紀の後半に中央アジアに独立王国を建設したモンゴル皇族。チンギス・カンの三男オゴデイの五男カシン()の子。『集史』などのペルシア語史料では قايدو Qāydū 、漢語史料では海都と書かれる。

ルスティケロ・ダ・ピサ(ルスティケッロ・ダ・ピーザ、)は、13世紀後半、ピサ出身のイタリア人小説家。