阮 廌(グエン・チャイ、、昌符4年(1380年) - 大宝3年8月16日(1442年9月19日))は、後黎朝大越の建国の功臣、政治家、儒学者、詩人。号は抑斎()。功績により皇室の姓「黎」を賜ったため黎廌(レ・チャイ、)とも。

胡 季犛(こ きり、ホー・クイ・リ、、1336年 - 1407年)は、ベトナム胡朝の初代皇帝(在位：1400年)。

威穆帝(いぼくてい、)は、後黎朝大越の第8代皇帝(在位：1505年 - 1510年)。名は黎 誼(れい ぎ、)または黎 濬(れい しゅん、)。

黎粛宗(れいしゅくそう、)は、後黎朝大越の第7代皇帝(在位：1504年 - 1505年)。名は黎 敬甫(れい けいほ、)または黎 (さんずい＋「大」＋「菫」－「一」)(れい じゅん、)。

黎仁宗(れいじんそう、レ・ニャントン、)は、後黎朝大越の第3代皇帝(在位：1443年 - 1459年)。名は黎 邦基(れい ほうき、)または黎 濬(れい しゅん、レ・トゥアン、)、黎 基隆(れい きりゅう、)とも。

黎太宗(れいたいそう、レ・タイトン、)は、後黎朝大越の第2代皇帝(在位：1434年 - 1443年)。名は黎 元龍(れい げんりゅう、)または黎 麟(れい りん、)。

胡 漢蒼(こ かんそう、? - 1407年)は、ベトナム胡朝の第2代皇帝(在位：1400年 - 1407年)。初代皇帝胡季犛の子。父は陳朝の縁戚かつ重臣だったが、簒奪と粛清を繰り返した上で胡朝を創設したため、周囲からの憎悪を買っていた。

黎 宜民(れい ぎみん、)は、後黎朝大越の第4代皇帝(在位：1459年 - 1460年)。またの名は黎 琮(れい そう、)。廟号・諡号はなく、『大越史記全書』では歴代の皇帝の伝記である本紀に伝は立てられていない。

黎憲宗(れいけんそう、)は、後黎朝大越の第6代皇帝(在位：1498年 - 1504年)。名は黎 暉(れい き、)または黎 (れい そう、)、黎 檉(れい てい、)。

黎聖宗(れいせいそう、レ・タイントン、)は、後黎朝大越の第5代皇帝(在位：1460年 - 1497年)。諱は黎 思誠(れい しせい、レ・トゥ・タイン、。別名は黎 灝(れい こう、レ・ハオ、)。現在のベトナム各地にはその名を冠した「レ・タイントン通り()」がある。

巴的吏(バドラ、Bhadra、生年不詳 - 1441年)は、チャンパ王国(占城国)の15世紀の国王(在位：1400年または1401年 - 1441年)。『明史』は占巴的頼と書く。

摩訶貴由(まかきゆ)は、チャンパ王国(占城国)の15世紀の国王(在位：1449年 - 1458年)。チャンパ国王摩訶貴來の弟にあたる。1449年、兄の王位を奪った。1452年、明の景泰帝によって占城王に封じられた。1458年、摩訶賁該の子に殺害された。

摩訶貴來(まかきらい、Ma Ha Quý Lai、生年不詳 - 1452年)は、チャンパ王国(占城国)の15世紀の国王(在位：1446年 - 1449年)。チャンパ国王羅皚の孫にあたる。国王摩訶賁該が黎朝に捕らえられると、即位した。

莫 登庸(ばく とうよう、マク・ダン・ズン、ベトナム語：Mạc Đăng Dung、1483年? - 1541年9月12日)は、ベトナム莫朝の初代皇帝。廟号は莫太祖(Mạc Thái Tổ マク・タイ・トー)。

摩訶賁該(まかふんがい、生没年不詳)は、チャンパ王国(占城国)の15世紀の国王(在位：1441年 - 1446年)。チャンパ国王巴的吏の孫。祖父の死後に即位した。明に王孫の述提昆来を派遣した。1446年、黎朝に敗れて捕らえられた。